AirMac Express ポート開放

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AirMac Expressのポート開放設定の説明とその他初期設定や無線LAN設定手順の説明です。AirMac Expressの特徴としましては、まず設定に必ずWindows7SP1かMACPC又はiOS(iPhone等)を搭載するパソコンやタブレットが必要になります。各種インターフェースのスペックとしましては有線側WAN/LANは100BASE-TXまでの対応となり最大接続速度は100Mbps全二重となります。それぞれ1ポート(差し込み)しか持ちません。有線LANインターフェースを増やしたい場合はHUBが必要になります。無線LANに関しましてはIEEE802.11b/g/n/aに対応し2.4GHz/5GHz帯マルチバンドとなります。但し暗号化方式はWPA/WPA2のみしか適用できません。古いDSやXPを無線で繋ぐ場合は暗号化なし+MACアドレスフィルタサービスの適用が必要になります。
その他のサービスTとしましては、無線中継機能とコンバータ機能を持ち、USB無線インターフェースを持ちプリンターサーバをユーティリティーを使って利用することが出来、またBonjourを使い外部からプリンターへのアクセスも可能とします。その他iTunesを使った音楽ストリーミング配信機能(AirPlay対応スピーカー必要)などを持ちます。
必要なユーティリティ(OS別でセットアップしてください。)

付属品はありません、初期設定する場合は暗号化なしの無線で繋いで頂くかLANケーブルストレートカテゴリ5を一本別途購入頂く必要があります。
注意事項、このルータは初期時暗号化設定ありません。繋いでそのまま放置すると第三者に不正アクセスされる恐れがあるのでなるべく早く初期設定を行い暗号化設定を完了して下さい。
有線LANケーブルで作業出来ない方で無線で繋いで設定を完了させる方は、SSID名AirMacから始まる鍵の絵の無いSSIDに繋いで頂ければ無線接続で設定を行うことが出来ます。
無線LAN設定を行う方はこちらから参照ください。

準備 IPアドレスを固定する

ポート開放するクライアント(パソコンなど)のIPアドレスを固定します。

IPアドレス:10.0.1.50
サブネットマスク:255.0.0.0
デフォルトゲートウェイ:10.0.1.1
優先DNS:10.0.1.1
代替DNS:空欄
固定できたら必ずパソコンを再起動してください。

ポート開放する

セットアップしたユーティリティを起動して下さい。設定手順はMACPCもWindowsも同じですが、最後に更新する時のボタンだけ異なると思います。MACPCはアップデート、Windowsは更新ボタンでルータの設定を保存して作業完了になります。

Windows版の方のみ左下の手動設定ボタンを選んで下さい。後はMAC版もWindows版も同じ操作でポート開放できます。

ユーティリティの詳細設定メニューからポートマッピングメニューを開いて下さい。ポートマッピングの画面下に+ボタンがあるのでそれをクリックすると、各種入力項目画面が表示されます。

次の項目に必要な情報を入力して設定を追加します。項目の説明

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート。インターネット待ち受け側TCPポートを指定します。必要なければそれぞれ空欄で構いません。
  3. パブリックUDPポート。同上
  4. プライベートIPアドレスはポート開放したい端末のIPアドレスを指定します。例、10.0.1.50
  5. プライベートTCPポートは基本的に2番に指定した同じポート番号を指定します。(ポート変換も可能)
  6. プライベートUDPポートは基本的に3番を指定した場合同じポート番号を指定します。(同じくポート変換できます。)


入力できたら続けるを選んで下さい。

一応説明のみ把握しやすい英文字で名称をつけて下さい。そのままでも特に構いません。Bonjuroを使って全域的にアドバタイズは特にチェック不要です。最後に完了を選んで下さい。

ポートマッピングの許可項目に上記作業で追加した説明の名称が反映されていたら”アップデート”又は”更新”ボタンを選んで保存です。以上で作業完了です。

設定サンプル

一般的なネットワークカメラやNAS及びWEBサーバ用の80/TCPポートの設定例です。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート80
  3. パブリックUDPポート空欄
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート80
  6. プライベートUDPポート空欄


Minecraftサーバの設定例です。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート25565
  3. パブリックUDPポート空欄
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート25565
  6. プライベートUDPポート空欄

続けるボタンから進むと説明は空欄になってしまいます。必ずなんでもいいので説明に名称を入力下さい。例、mcport等

Minecraft Pocket Editionの設定は以下の通りです。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート空欄
  3. パブリックUDPポート19132
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート空欄
  6. プライベートUDPポート19132


UDPポートの設定です。緋想天10800番で説明します。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート空欄
  3. パブリックUDPポート10800
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート空欄
  6. プライベートUDPポート10800

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。

その他、両方プロトコル同時に設定するには?例えばネットワークカメラ等でストリーミングポートをUDP80としWEBアクセスポートはTCP80番とした場合で両方のプロトコルを同時に指定したい場合は次の様に入力します。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート80
  3. パブリックUDPポート80
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート80
  6. プライベートUDPポート80


範囲指定する場合はハイフンを使って範囲設定を一つにまとめる事が出来ます。ウェルノウンポート1から1023を一括設定するサンプルです。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート1-1023
  3. パブリックUDPポート空欄
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート1-1023
  6. プライベートUDPポート空欄


ポート変換する場合は以下の通りです。8080番を指定して内部80へ変換する説明です。例えばLAN内部からは普通に10.0.1.50のURLを開いてカメラの閲覧が出来るのに対して以下のように外部待受を8080とした場合。
例えばhttp://あなたのアドレス/では開くことが出来ずhttp://あなたのアドレス:8080/としないとカメラへのアクセスを出来なくする事が出来ます。

  1. サービス、特に選択肢なくていいです。自動判別となります。
  2. パブリックTCPポート8080
  3. パブリックUDPポート空欄
  4. プライベートIPアドレス1.0.1.50
  5. プライベートTCPポート80
  6. プライベートUDPポート空欄


簡単ですが説明は以上です。どうもうまく出来ない、設定手順がわからない場合は気軽にBBSまでご質問下さい。

その他の説明

CATVケーブルテレビインターネットに本機を導入する場合は初期設定だけ行って頂いて、CATVモデムの電源を20切ってから電源を入れて頂ければインターネットに繋がるようになります。

コメント

  1. 迷える子羊 より:

    上記の通りにIPアドレスを固定すると、イーサーネットが「識別されていないネットワーク」となり、Air Macを識別してくれません。何が問題なのでしょうか…?Win10です。

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