Aterm BL1000HW 最大速度10GbpsWi-Fiルーターの特徴とポート開放説明

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Aterm BL1000HW
auは2018年2月8日上り・下り速度10Gbps対応Wi-FiルーターAterm BL1000HWの提供を開始。BL1000HWはau光インターネットを契約する事でレンタルする事ができる、通常月額500円のレンタル料金がインターネット回線&プロバイダ使用料とは別途必要になるのだがauスマートバリューが適用されるので実質無料でレンタルする事ができる。

Aterm BL1000HWの特徴

・まずAterm BL1000HWの最大の特徴はWANポートが10Gbpsに対応し、インターネット側のトラフィック容量が10000Mbpsもあると言う事と、LANポート(ローカル側)も10Gbpsに対応するWi-Fiルーターと言う点。
フレッツ光ネクストやソネットが提供するNURO光を大幅に上回るインターネットトラフィック容量を利用する事が可能になる。
・Wi-Fi機能に付きましても2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応で、両方の帯域とも「Draft IEEE802.11ax」(IEEE802.11b/g/n/a/acと下位互換性を持つ)に対応。
IEEE802.11ax Wi-Fi最高速度(理論値) 2.4GHz帯は1147.1Mbps5GHz帯は最大2401.9Mbps
・その他USB3.0(電源を提供できるUSBバスパワー対応、家電量保護機能付き)ポートを2つ備え付けており、簡易ファイルサーバ(NAS)の構築が可能
・BL1000HWWi-Fiルーターの設定画面はスマートフォンに対応している。
・旧KDDI時代からの流れでau光はPPPoE方式(確かPPPoAのはず、公式説明を確認できなかった)ではないので接続設定不要、BL1000HWの電源を入れてLANケーブルを繋ぐかWi-Fi設定を行えばすぐにインターネットに繋がる

Aterm BL1000HW スペック

有線WAN/LAN最大速度 10,000Mbps (10Gbps)
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax規格) 2401.9Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax倍速モード) 1147.1Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax (2.4GHz/5GHzに自動的に切り替わるバンドステアリング対応)
簡単無線LAN設定 WPSプッシュスタート対応
無線LAN電波の強さ 5GHz帯(802.11n/a/ac)は弱い(ビームフォーミング非対応) 2.4GHz帯は木造戸建てであれば1階から3階までなら届くと予想される。
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド
アンテナ数(内蔵) 5GHz帯:送受信 4本 2.4GHz帯:送受信 4本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット auひかりのみ
動作モード ルーター モードのみ
LAN以外のインターフェース USB3.0 2ポート
搭載サーバー機能 ファイルサーバ(NAS) / IPv6ホスト公開機能(プロトコルとポート番号はany対応)
QoS 帯域制御機能 無し
消費電力 34W

Aterm BL1000HW 設定画面を開く方法

BL1000HWの設定画面を開くには以下のアドレスをブラウザアドレス欄に番号を入力しEnterキーまたは改行をタップ
http://192.168.0.1
ログイン画面が表示されます「ログイン画面へ」をタップまたはクリック
 
2018-bl100hw-05151
自分で決めたパスワードを入力しログインすると設定画面を開くことができる。
2018-bl100hw-05153
もしこの様な初期パスワード入力画面がでるなら、BL1000HWの横に貼り付けてあるWi-Fi設定シールに記載されているWEB PVを入力して下さい
2018-bl100hw-05155
WEB PV(ウェブパスワード)掲載位置
BL1000HW WEB PV(ウェブパスワード)掲載位置
その上で、新しい自分で決めたパスワードを設定すればログインできる
2018-bl100hw-05156
 

ポート開放の準備 IPアドレスを固定する

ルーターに設定する前でも後でも良いので以下のようにポート開放する端末のIPアドレスを固定してください。
補足、かっこ内の値はネットワークカメラや家電のIPアドレスを固定する時に必要な場合の値。

IPアドレス:192.168.0.80 (192.168.000.080)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1 (192.168.000.001)
優先DNS:192.168.0.1 (192.168.000.001)
代替DNS:8.8.8.8 (008.008.008.008)
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない
ポート開放する方はそのまま下記をご覧下さい。無線関係の設定はこちら

ポート開放の手順説明

詳細設定を開き「ここから設定/確認」、ポートマッピングと言うメニューを開いて下さい。
2018-bl100hw-05152
ポートマッピングの右上の追加ボタンを開きます。
wg2600-001003
NATエントリ追加の項目が表示されるので必要な情報を入力します。

NATエントリ入力項目の説明

  1. 優先度 1から50まで指定出来ます。通常1を指定して追加の設定は2/3/4/5/6・・・と繰り上がり指定します。
  2. LAN側ホスト ポート開放したい端末IPアドレスを指定します。例、192.168.0.80
  3. プロトコル TCP又はUDPを指定。VPNのポート開放だとプロトコル番号指定するのでその他を選択します。
  4. ポート番号 anyのチェックを外します。単一ポートなら「80」-「空欄」と指定しますし、範囲なら「1」-「65535」と指定する事が出来ます。
  5. 入力できたら設定

注意事項、NEC系ルーターはニーモニック(機械語)が登録されています。例えば80を登録するとhttpに置き換わったり、443を指定するとhttpsに置き換わりますが問題ありません。
最後に左上の保存を選んで作業完了になります。
2018-bl100hw-05157

WEBサーバポート開放設定例

設定例としまして防犯カメラがよく使うTCP/80で説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できます。

  1. 優先度 1
  2. LAN側ホスト 192.168.0.80
  3. プロトコル TCP
  4. ポート番号 anyのチェックを外し「80」-「空欄」
  5. 入力できたら設定

2018-bl100hw-05157

その他のポート開放設定例

minecraftのサーバ設定例。

  1. 優先度 1
  2. LAN側ホスト 192.168.0.80
  3. プロトコル TCP
  4. ポート番号 anyのチェックを外し「25565」-「空欄」
  5. 入力できたら設定

2018-bl100hw-05158
ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPE(19132/UDP)で説明します。

  1. 優先度 1
  2. LAN側ホスト 192.168.0.80
  3. プロトコル UDP
  4. ポート番号 anyのチェックを外し「19132」-「空欄」
  5. 入力できたら設定

2018-bl100hw-051510
設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
説明は以上です。

ポート開放できない場合

ポート開放できない場合、BL1000HWの場合IPv4とIPv6(二つのゲートウェイ)デュアルスタック方式による接続となるので
アプリケーションやサーバソフトによってはポート開放できない場合があります。
その場合は、パソコンであればTCP/IPv6側を無効にすると良いでしょう。
https://www.akakagemaru.info/port/faq-ipv4.html

製品公式ページ

コメント

  1. Taku より:

    プロバイダSo-netのauひかりホームつかっててモデムはbl1000hw つかってます。ルーターはrt-ac88u でそれとps3をLANケーブルでつないで使用してます。この場合ipv6やpppoeてできませんか?ipvp6に関してはつかえるみたいだしauのネットの画面見るとipv6と書かれておりつかえるみたいなんですがネットでじぶんなりにしらべて設定しようとしたんですが設定できません、、もしできるのであれば教えて欲しいです。よろしくお願いします

    • kagemaru より:

      コメントを移動いたしました。ご了承願います。
      Aterm BL1000HWはBL900HWの上位機種なのですが設定は特に変わりは無いのですが、auはPPPoE方式では無いので
      何か通信でお困りでしたら、ASUSのRT-AC88Uを中継しているので二重ルーターなのでRT-AC88Uをアクセスポイントモードまたはブリッジモードでご利用頂くと改善する可能性があります。

  2. naoto より:

    Aterm BL1000HWのUSBストレージファイル共有機能について
    【接続環境】
    Aterm BL1000HW利用中です。
    Windows10のデスクトップPC2台をBL1000HWに有線LANで接続。
    SanDisk ポータブルSSD 1TB を Fat32でフォーマットした後、BL1000HWのUSBポートに接続。
    【状況】
    PCからSSDにファイルのコピーは可能。
    PCからSSDのファイルにアクセス可能。
    PCからSSDにアクセスして、そこで直接.txtファイル等を新規作成・編集・保存ができません。
    何が考えられますでしょうか?
    ご教授いただければ幸いです。

    • kagemaru より:

      ポート開放と関係が無いので詳しいことはわからないですが、属性の設定かフォーマット指定で排他されているかではないでしょうか。
      直接で駄目なら別デバイスで作成して移動させると言う臨機応変の対応で大丈夫だと思います。

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