Wi-Fiの電波を遠くまで飛ばせる中継機 おすすめスマホアプリで設定できる製品ベスト10を紹介

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Wi-Fiの電波を強くしたり遠くまで飛ばすにはどんな製品がおすすめなのでしょうか

ナローバンド時代からネットワークの構築に携わる私の元へWi-Fi(正しくはワイヤレス・ローカルエリア・ネットワークと言う)の電波を遠くまで飛ばすにはどんな製品がいいの?と言うご相談が増えてますので
どう言った製品が良いのか数万件のネットワーク関連の相談に対応させていただいた経験からお話させて頂きます

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どの種類の電波を遠くに飛ばすのか絞り込む

ご存知の方も多いと思いますがWi-Fiの電波には2種類の帯域があります。
一般的には2.4GHzが本来Wi-Fi規格に適合している帯域と言え5GHzは対応しない製品が多く(端末側)電波が障害物に弱いので遠くまで飛ばない。(2.4GHz帯「IEEE802.11b/g/n」は遠くまで飛ぶ)
規格で言うとさらにIEEE802.11b(基準速度11Mbps)・IEEE802.11g(基準速度54Mbps)・IEEE802.11n(基準速度150Mbps)・IEEE802.11a(基準速度54Mbps)・IEEE802.11ac(基準速度433Mbps)・IEEE802.11ax(基準速度9600Mbps)
無線LANが登場した初期はIEEE802.11b/g規格にしか対応しない端末が多く、その後登場したプレイステーション3辺りからIEEE802.11b/g/n規格に対応するようになっていますが、IEEE802.11ac対応する端末は2019年辺りから本格的に対応するようになっている。
逆に言うとIEEE802.11acに対応する端末はIEEE802.11b/g/n/a規格と互換性を持つ事になる。
この事を踏まえると電波を遠くに飛ばす事を念頭に揃える機器はIEEE802.11b/g/nに対応する製品に絞り込むとコスパを抑えることができるのでおすすめです。
コストパフォーマンスが気にならないならIEEE802.11acを含むマルチバンド中継機をチョイスするのもありなのだが、アプリで設定できる製品を選んで欲しい(メンテナンスが楽)。

どんなWi-Fi中継機がおすすめなの

今までの経験してきた事から結論を申し上げると、スマホのアプリでWi-Fi中継設定ができる製品が一番おすすめです。(IoT技術を用いたネットワーク機器)
中国メーカーの小米と言う製品がとても簡単です。アプリも日本語対応。


より遠くへWi-Fiの電波を飛ばす場合は中継機を中継すれば幾らでも遠くに飛ばせます(中継機の追加購入と電源の確保が必要です)。
マンションの2階から7階までWi-Fiの電波を届かせる施工例
マンションの2階から7階までWi-Fiを届くようにしたい 2階にフレッツ光を設置したのだが、住まいの7階までWi-Fiの電波が届かないか?と言う相談を受けました。 電気工事を依頼して有線LANを7階まで引き込みすれば基本的には可能なのですが...

逆に設定が難しいのはこのタイプです(バッファロー・エレコム・プラネックス・IOデータ含む)。一度中継機にWi-Fiで繋いで設定画面を表示して親機に繋ぐ必要がある。知識が無いとできない。
https://www.akakagemaru.info/port/wirelessn-wifi.html

アプリで設定できるおすすめWi-Fi中継機

私が記事を書かせていただいた「Xiaomi Mijia WiFi Repeater Pro 300M」小米製品はAmazon・楽天で入手できないので
TP Link製品がおすすめです、Tether アプリ(iPhoneはこちら)をスマホにセットアップすればIoT技術を取り入れているので自動でWi-Fi中継機を検出し後はWi-Fi親機のパスワードを設定すれば中継設定完了になる。
設定説明動画


以下、TP Link おすすめWi-Fi中継機
注意事項、有線LAN 100Mbpsに繋いでアクセスポイントとして使う場合インターネット(Wi-Fi含む)の最高速度は100Mbps未満になります。
補足、KAGEMARU-info管理人おすすめ度の点数基準は実用性とコストパフォーマンスを評価したもので性能が悪いと言う事ではありません。

TL-WA850RE

有線LAN(100Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える中継機。
主なスペックIEEE802.11b/g/nをサポート最大速度は300Mbps。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:10点満点
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TL-WA855RE

TL-WA850REは有線LAN(100Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える中継機。
2つのアンテナの向きを縦方向限定ですが向きを変えられる。
主なスペックIEEE802.11b/g/nをサポート最大速度は300Mbps。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:10点満点
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RE200&200/R

RE200は2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができる製品で有線LAN(100Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
補足、RE200/Rはカテゴリー6のLANケーブルが付属する。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度433Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度300Mbps の電波も中継する。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:1点
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RE205

RE205は2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができる製品で有線LAN(100Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度433Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度300Mbps の電波も中継する。アンテナ部分が縦方向に可倒するのである程度電波を飛ばしたい向きに調節できる。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:2点
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RE305&305/A

2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができ有線LAN(100Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
補足、RE305/Aはカテゴリー6のLANケーブルが付属する。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度867Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度300Mbps の電波も中継する。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:2点
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RE450

RE305は2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができ有線LAN(1000Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度1300Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度450Mbps の電波も中継する他、3本可動式アンテナを装備。
補足、この製品は5GHz帯IEEE802.11a/nをサポート。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:5点
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RE650

RE650は2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができ特に5GHz帯では4x 4 MU-MIMOに対応し同時に複数の機器へデータを送信、4 倍の高速性能を発揮 ビームフォーミング技術を搭載するので指定された Wi-Fi 信号を個別の機器へ送信する事を可能としている。また有線LAN(1000Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度1733Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度800Mbps の電波も中継する他、4本可動式アンテナを装備。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:6点
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RE505X

RE505Xは2.4GHz/5GHz二種類混在のWi-Fi電波を中継する事ができ新しい規格IEEE802.11axの中継にも対応する、また有線LAN(1000Mbps)を搭載した無線LANアクセスポイントとしても使える製品。
主なスペック、IEEE802.11ac 最大速度1200Mbpsの他にIEEE802.11b/g/n規格 最大速度300Mbps の電波も中継する他、2本可動式ロングアンテナを装備。
KAGEMARU-info管理人おすすめ度:1点
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中継機もいいけどメッシュWi-Fiもおすすめだ

メッシュWi-Fiは概ね3台まで相互中継させる事ができるのだが、メッシュWi-Fiは一つのSSIDを最大3つの機器が電波をそれぞれ中継する仕組みをもつので設置の仕方によっては鉄筋3階(私の実家約250㎡の事例)をフルカバーさせることもできる。
一階にメイン1台接地し二階に一階のメインと二階に2台設置するのだがそれぞれ相互に繋がるようにして設置すると鉄筋3階建の実家をフルカバーさせる事ができた。
メッシュWi-Fiアプリのスクリーンショットですが、ご覧の様に1台が2台をそれぞれ中継するので電波が異様に強くなります。但しお伝えしているように最大3台までしか対応しないのでそれ以上の規模となるとWi-Fi中継機の方が向いている場合もある。
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しかもアプリで設定と障害を確認できるので復旧作業も一目瞭然。
https://www.akakagemaru.info/port/mesh-wifi.html

何故アプリで設定できる製品がおすすめなのでしょう?

まず設定が簡単ですしトラブルが発生したときもスマホ片手に簡単に特定できます
WPSやAOSS等のプッシュスタートで設定できる製品も便利ですけど、トラブルが発生した場合はLANの修復作業に難解を極めるので普通の人では修復できないです。
普通の有線LANでも一旦不具合が発生すると何処に問題が生じているのか特定に知識と時間が必要になるのだが、この点アプリでネットワーク機器の状態を把握できるのはとても楽で(速く修復できる)長年LANトラブルの解決作業にあたった私も強く思う次第です。
特にスマホが切れたり繋がったりするとか相談を受けていて気が狂いそうな不具合等はアプリがあればサクッと解決できる。


 

コメント

  1. Rene より:

    こんにちは私はあなたのサイトで記事を公開するためにあなたと協力したいと思います。どうすれば連絡できますか?

    • kagemaru より:

      サイト管理者のkagemaruと申します。連絡先は「master@akakagemaru.info」です。

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