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バッファローWi-Fi6e対応WNR-5400XE6の特徴
2022年9月発売されあ6GHz帯対応のバッファローWi-Fiルーター「WNR-5400XE6」の主な特徴は、有線・無線LANでのメッシュWi-Fiに対応する他、IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax規格に対応し2.4GHz・5GHz・6GHz帯をサポートする比較的廉価な製品です。
この製品のピックアップポイントとしてはWANポートが2.5Gbps(有線LANは1Gbps)に対応するので、SO-NETのNURO光の2Gbpsトラフィック容量を最大限に活かせる。
但し、有線LAN接続だと1Gbps最大速度になるので、2.5Gbps活かすにはIEEE802.11acまたはax規格のWi-Fi接続しなければならない。
その他、メッシュ化に対応するので「WNR-5400XE6」をWi-Fiルーター親機(コントローラー)を設置している環境では最大4台でメッシュネットワークを構築する事ができます。
バッファロー・WNR-5400XE6 Wi-Fi接続は簡単?
WNR-5400XE6のWi-Fi設定は比較的簡単だと思います。AOSSはスマホ非対応なのですがWPSプッシュスタートに対応する他、製品に付属するQRコードを使いスマホに読み取らせる事で簡単に接続する事もできる。

QRコードを読み取りできないスマホは、バッファロー提供のQRSETUPアプリをダウンロードしてインストールする事でQRコードで簡単にWi-Fi設定が行なえます。
WPSプッシュスタートで設定する場合は、本体前面にあるAOSSスイッチを2秒長押しして離します。ワイヤレスランプが2回ずつ点滅を開始するので、クライアント側のWPS設定を行ってもらえれば接続する事ができます。
スペック表
WNR-5400XE6の主な性能 | ||
WAN・LANポート最大速度 | WAN 2.5Gbps 1ポート / LAN 1000Mbpsx3ポート | |
6GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax規格) | 2401Mbps (160Hz 2×2) | |
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax規格) | 2401Mbps (160Hz 2×2) | |
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax) | 573Mbps (40Hz 2×2) | |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi6e規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax | |
MU-MIMO | 対応(最大同時転送Stationは4台までで、2つのGrouping機能をサポート) | |
メッシュWi-Fi | 対応 | |
簡単無線LAN設定 | WPS・AOSSプッシュスタート対応 | |
対応無線周波数 | 2.4GHz/5GHz/6GHz | |
アンテナ数(内蔵) | 6GHz:送受信2 2.4GHz/5GHz:送受信2本 | |
LANポートのクロスストレート切り替え機能 | Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き) | |
対応インターネット | フレッツ等のPPPoEやCATV(30分CATVモデムの電源を切る必要がある)/IPv6接続確認済一覧表 | |
動作モード | ルーターモード・中継モード・メッシュWi-Fi | |
LAN以外のインターフェース | 無し | |
搭載サーバー機能 | DDNS | |
QoS 帯域制御機能 | 対応 | |
消費電力 | 最大20.4W | |
最大同時接続台数 | 非公開 |
ルーターの設定画面を開く
バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。
スマホの方は「StationRadar」アプリで開いて下さい。
次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に「admin」、パスワードはセットアップカードに記載されている本機ログイン用パスワードを入力下さい。
本機ログインパスワードの記載場所はこちら
もしもhttp://192.168.11.1/へアクセスできず「エラー、ページを表示できません」が表示される場合は、動作モードをルーターモードに切り替えてください。
動作をルーターモード変更方法は次の通り
- Manual/AUTOスイッチをManualへ切り替える
- その下のモードスイッチをRouterへ切り替える
- 5分ほど待ってhttp://192.168.11.1/へアクセスしてみて下さい。
ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。
ポート開放準備 IPアドレスを固定する
まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。
PS5と任天堂スイッチのポート開放はDMZで設定して下さい。
IPアドレス:192.168.11.30 (192.168.011.030)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1 (192.168.011.001)
優先DNS:192.168.11.1 (192.168.011.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
かっこの値は家電や防犯カメラや任天堂スイッチでIPを固定する時の値です。
ポート開放設定を追加する
ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
設定例としてWEBサーバーもしくはネットワークカメラでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)
- グループ、新規追加 any
- Internet側IPアドレス 変更しません
- プロトコルTCP/UDP 任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート 80
- LAN側IPアドレス 192.168.11.30
- 新規追加
補足、もしもポート開放ができない場合v6プラス接続では無いかを確認下さい。
v6プラス接続の方はポート変換設定で対応下さい。
v6プラスポート変換設定手順
v6プラス接続の場合共用IPv4アドレスが割り当てられる場合があるので、利用可能ポートが制限されます。
ポート開放する場合は利用可能ポートをLAN内部の端末が使うポート番号に変換する事でポート開放できます。
手順
まず利用可能ポートを調べます。例8080番が利用できるとする、内部は防犯カメラアクセスの80番とする。
- グループ、新規追加 any
- Internet側IPアドレス 変更しません
- プロトコルTCP/UDP 任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート 8080
- LAN側IPアドレス 192.168.11.30
- LAN側ポート 80
- 新規追加
以上でv6プラスでもポート開放する事ができます。
DMZ設定手順
PS4や任天堂スイッチのポート開放はDMZでポート開放して下さい。設定はとても簡単です。
注意事項、ポート変換とDMZは併用できませんので適用する場合はポート変換設定をすべて「停止」して下さい。
セキュリティメニューの「DMZ」を開きます。
DMZのIPアドレス「192.168.11.30」と入力し設定をクリックして保存。これで設定完了です。
DMZを取りやめたい場合はDMZのIPアドレスを消して空欄にして設定をクリックし保存。これでDMZを無効化にできる。
WNR-5400XE6 メッシュWi-Fi設定
メッシュWi-Fiを設定する場合、必ずWNR-5400XE6一台がモデムやルーターに繋がっている状態でルーターモードで動作させてください。
メッシュ化できるWNR-5400XE6は4台でルーターで動作させているものと合計すると5台でメッシュWi-Fiを構築できます。
メッシュで繋ぐ子機(エージェントと言う)は以下の様にモードスイッチを切り替えます。
マニュアル側に切り替えて、WB側に切り替えてください。
パワーランプが緑、ワイヤレスランプが橙色に点灯している事を確認します。
次にルーターとして動作している「WNR-5400XE6」とメッシュ化する「WNR-5400XE6」を有線LANケーブルで繋ぎ5分待ちます。
5分後ワイヤレスランプが橙から緑点灯に切り替われば設定完了です、メッシュ化するWNR-5400XE6を任意の場所に持っていって設置してください。
もしもワイヤレスランプが橙で0.1秒の高速点滅している場合はつながっていないので、AOSSボタンでメッシュ設定を行ってみてください。
まずメッシュ化する「WNR-5400XE6」のAOSSボタンを2秒長押し、ワイヤレスランプが2回ずつ点滅している事を確認したら、ルーターモードで動作している「WNR-5400XE6」のAOSSボタンを押す(長押しでは無いがしっかり押す)
6分後、ワイヤレスランプの橙点滅が緑色点灯に切り替わったらメッシュWi-Fi設定完了なので任意の場所に移動して設置すると良いでしょう。
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