PC-DEPOが取り扱うインターネット回線「o’zzio光」を契約するとレンタルされる無線ブロードバンドルーター「SSW-U866AC01」のポート開放設定の説明。
SSW-U866AC01の特徴は情報が公開されていないので詳細なスペックはわからないですが、866ACと言うモデル名なので無線LANはIEEE802.11acに対応しWi-Fi最高速度は866Mbpsだと思われる。2.4GHz帯はIEEE802.11b/g/nに対応し倍速モードを設定する事で802.11nモード接続時Wi-Fi最高速度は300Mbps。
有線WAN/LAN側速度はo’zzio光の公式ページを参照するとインターネット最高速度1Gbpsと説明されているので1000BASE-Tに対応していると思われる。詳しくはPC-DEPOへご確認下さい。
SSW-U866AC01 設定画面の開き方
次のURLを開くとログイン画面が表示されます。
- http://192.168.111.1
ログイン画面は青白のカラーでこのような送信フォームにそれぞれ「admin」(ユーザー名とパスワード同じ)と入力すればログインでき設定画面を表示できる。
ログインに成功すれば設定画面が表示される。
IPアドレスを固定する
端末のポート開放を行う場合は端末のIPアドレスを固定してください。
IP固定設定手順説明。
IP固定設定例
- IPアドレス 192.168.111.50 (192.168.111.050)
- サブネットマスク 255.255.255.0 (255.255.255.000)
- デフォルトゲートウェイ 192.168.111.1 (192.168.111.001)
- 優先(プライマリ)DNS 192.168.111.1 (192.168.111.001)
- 代替(セカンダリ)DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
カッコの値は防犯カメラや任天堂スイッチなどに設定するIPアドレスです。
ポート開放設定説明
個別ポート開放設定例を説明します。任天堂スイッチの方やなかなかポート開放できないかたはDMZをお試しください。
ルーター左側メニューNATから「ポートフォワード」メニューを開きます。
開いたページの「ポートフォワードを有効にする」に必ずチェックを入れてから設定を追加して下さい。
設定例として防犯カメラやWEBサーバでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。（ポートチェック時に必要）
- ポートフォワードを有効にするにチェックを入れる
- プロトコル両方→TCPへ変更
- Public Port Range 「80」-「80」または「80」-「空欄」
- プライベートポート 「80」-「80」または「80」-「空欄」
- 適用
適用をクリックすると設定が反映する100%まで待ちます。
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。
- ポートフォワードを有効にするにチェックを入れる
- プロトコル両方→TCPへ変更
- Public Port Range 「25565」-「25565」または「25565」-「空欄」
- プライベートポート 「25565」-「25565」または「25565」-「空欄」
- 適用
以上で作業完了です。
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
プレイステーション4のコールオブデューティーNATタイプオープンに切り替える設定は次のとおりです。
- ポートフォワードを有効にするにチェックを入れる
- プロトコル両方→UDPへ変更
- Public Port Range 「3074」-「3074」または「3074」-「空欄」
- プライベートポート 「3074」-「3074」または「3074」-「空欄」
- 適用
説明は以上です。不明な点があればコメント欄にご質問下さい。
DMZを設定する
任天堂スイッチは簡単にポート開放できるDMZを適用して下さい。またはなかなかポート開放がうまく設定できない場合はポートフォワード設定を全部削除の上DMZをお試しください。
左メニューのNATを開き「DMZ」を開きます。
図の画面が表示されたら次のように設定するとポート開放設定完了です。
- DMZを有効にするにチェックを入れる
- DMZのIPアドレス「192.168.111.50」
- 保存
- 適用
適用をクリックすると約30秒ほど更新に時間がかかりますので更新が100%まで待って設定完了です。
ポート開放できない場合確認する項目
任天堂スイッチ回線タイプCから切り替わらない、PS4のナットタイプがオープンに切り替わらない等、ポート開放が上手くいかない場合は次のことを確認またはお試しください。
UPnPを無効にする。他の端末が自動的にポート番号を専有する事を回避させる事ができます。
NATメニューを開き「UPnP」を開きます。開いたページのUPnP「有効/無効」の無効にチェックを入れ適用をクリックすると無効化にできます。
WAN側IPアドレスを調べる。左上のHOMEメニューを開くとネットワークの構成ページが表示されます。下の方へスクロールするとWAN側IPアドレスを調べられます。
WANの構成内に表示されているIPアドレスがWAN側IPアドレスです。このIPアドレスの最初の値が「192.～」や「172.～」から始まる場合は二重ルーター環境もしくはポート開放できないプライベートIPアドレス契約のインターネット。
二重ルーターの場合はこのWAN側IPアドレスを控えて、上流のルーターにWAN側IPアドレスを指定してポート開放してください。
プライベートIPアドレス契約の場合はグローバルIPアドレス割当に契約を変更頂く必要がある。
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