Windows 10・11 PPPoE接続設定説明

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目次

Windows10 OSビルド16299.192以降 LAN設定画面が大幅に変更されました

Windows10 ネットワークの状態

PPPoE接続設定説明の前に念の為お読みください。
Microsoft製品はWindows95以来ずっとインターネットとLAN関連の設定はコントロールパネル中心の設定だったのだが
Windows10 OSビルド16299.192以降(2017年9月以降だったはず)インターネットやWi-FiそれにLAN設定は「設定」のネットワークとインターネットから操作・接続・設定を行う仕様へと大幅に変更されている。
Windwos10 ネットワークとインターネット
今までのWindowsはコントロールパネルのネットワーク接続から設定制御編集を行っていたが細かいメニューが廃止されており、VPN接続も冒頭お伝えし「設定」のネットワークとインターネットから作成する様になっている。
Windows10 ネットワーク接続画面

Windows10のPPPoE接続設定をする画面を表示する

設定を頂く前に「PPPoE広帯域接続に必要なIDとパスワード」をご用意ください。
またv6プラスをご契約の方はモデムにWindows10をLANケーブルに繋ぐだけでIPoE接続されるので特に何もしなくてもインターネットに繋がるのだが、IPv4アドレスが必要な場合は同様にPPPoE接続させる必要があります。
Windows10PPPoE広帯域接続を作成するにはまずネットワークとインターネットを開きます
スタートメニューから設定を開いて「ネットワークとインターネット」開くか
2018-win10ppp-04075
または、右下のパソコンまたはWi-Fiのアイコンをクリックして「ネットワークとインターネットの設定」を開く
2018-win10ppp-04076
ネットワークとインターネット設定を開いたら「ダイヤルアップ」を開きます。
2018-win10ppp-04077
ダイヤルアップ画面が表示されたら「新しい接続を設定する」を開きます。
2018-win10ppp-04078

Windows11のPPPoE接続設定をする画面を表示する

Windows11も設定からPPPoE接続を作成するページを開くことができます

Windowsアイコンをクリックするか、次の図の様に右クリックして頂くと設定を開くことができます。

Windows11 設定-2

Windows11 設定-1

設定画面が開いたら、左メニューの「ネットワークとインターネット」を開きます。開いたメニューの中にある「ダイヤルアップ」(パソコンにモデムが内蔵されていなければダイヤラーとかの心配はありませんので念の為)を開きます

開いたページの「新しい接続を設定する」をクリックまたはタップするとPPPoE広帯域接続設定を作成する事ができます。

補足、ダイヤルアップと聞いて大昔流行ったダイヤルQ2とか国際ダイヤル詐欺を思い出すかもしれませんが、アナログモデムを搭載するWindows11は基本的に存在しないので100%心配ありません。

Windows10・11共通 PPPoE(ダイヤルアップも同じ)接続設定の作り方

ここからはWindows10も11も同じ手順でPPPoE広帯域接続設定を作ることができます。

接続オプションを選択するメニュが表示されるので「インターネットに接続します」をクリックまたはタップして次へ。
2018-win10ppp-04079
ブロードバンド(PPPoE)をクリックまたはタップ。
2018-win10ppp-040710
インターネットサービスプロバイダー(ISP)の情報を入力します

  • ユーザー名はプロバイダ発行の接続IDです(例 account@ocn.ne.jp)
  • パスワードはプロバイダ発行の接続パスワードです。
  • このパスワードを記憶するにチェックを入れます
  • 接続名は任意のわかりやすい接続設定名
  • 他の人がこの接続を使うことを許可するはどちらでも構わない。ご家族で一台のパソコンをアカウント別で利用するならチェックを入れる

入力できたら「接続」。
2018-win10ppp-040711
接続テストが行われます。
2018-win10ppp-040712
問題なくPPPoE接続に成功したら閉じるをクリックまたはタップして設定完了です。
2018-win10ppp-040713

Windows10を起動した時にPPPoE接続するには?

パソコンの電源を切って次にWindows10を起動した時にPPPoE接続するには
右下のパソコンまたはWi-Fiアイコンをクリックまたはタップ。(Windows11は異なります)
表示されたメニューのPPPoE接続名をクリックまたはタップ
2018-win10ppp-040715

Windows11(Windows10も同じ)を起動した時にPPPoE接続するには

設定を開きます。(Windows11はネットワーク接続を開いても良い)

設定画面が開いたら「ネットワークとインターネット」を開きます。

次に「ダイヤルアップ」を開きます。

ダイヤルアップを開くとPPPoE接続名をクリックまたはタップ
2018-win10ppp-040716
メニューが表示されるので「接続」をクリックまたはタップすると接続する事ができます。
2018-win10ppp-040717

PPPoE接続ショートカットを作成するには(2022年10月時点で無効化になっています)

通常ショートカットからダイヤルアップ接続させる事ができていたのだが、Windows10と11からコントロールパネルでは無く設定に統合されているので、ショートカットを作成しても右下の画面にダイヤログ(無線LAN搭載PCであればWi-Fi設定)が表示されるのみに変わっています。

ご覧の通り、ダイヤルアップのショートカットを開いてもダイヤログ画面が表示されるのみ。コントロールパネルのダイヤルアップアイコンを開いても同様の現象になります。なので設定からダイヤルアップさせるしかありません

Windwos10・11 PPPoE 広帯域接続設定を削除するには

「設定」から「ネットワークとインターネット」を表示するか
または右下のパソコンまたはWi-Fiアイコンをクリックまたはタップ
表示されたメニューのPPPoE接続名をクリックまたはタップ
2018-win10ppp-040715
ネットワークとインターネットとメニューが表示されるので、PPPoE接続名をクリックまたはタップ。
2018-win10ppp-040716
接続名の下にメニューが表示されるので「削除」をクリックまたはタップ
2018-win10ppp-040718
確認画面「このVPN接続を削除した場合、再接続するには、もう一度接続のセットアップが必要になります。」は無視して大丈夫です。
*VPNはバーチャルプライベートネットワークのことです。
確認画面の「削除」をクリックまたはタップすると削除できます。
2018-win10ppp-040720

コメント

  1. daikou より:

    はじめまして、
    最初ここ同じ手順で有線で接続できていたのですが、w8.1から10にupdateしたところエラー720が出てつながらなくなりました。
    契約元に相談してもわからない、ルーターを買って無線でつないでくださいと言われました。
    解決方法がわかるのであれば教えてもらいたいです。よろしくお願いします。

  2. Callenger より:

    はじめまして。 丁寧な操作手引きをありがとうございます。 Windows11でPPPoEのショートカットを作成しました。ショートカットアイコンは作成されるのですが、ダブルクリックをする<接続>のパネルが開かず、右下にモニターの表示(コントラスト、複製、明るさ設定)などの設定のパネルが開きます。 また、この表示はタスクバー右下のパソコンとLANケーブルのマークをクリックしたときに現れるパネルと同じです。何か設定がおかしいのでしょうか。ちなみに、3台で試してみましたが3台とも同じ挙動です。 接続までたどり着けず悩んでいます。何かヒントがあれば教えてください。

  3. rasphone より:

    私はwin11を使っていますが
    C:\Windows\WinSxS\wow64_microsoft-windows-rasclienttools_31bf3856ad364e35_10.0.22621.1_none_db3145ced0d034da\rasphone.exe
    の「rasphone」アプリケーションを右クリック、「ショートカットの作成」で簡単にできます
    このほうがパスワードの変更等も簡単にできますよ

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