コレガ CG-WFR600 ポート開放設定説明

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コレガ2013年11月発売のCG-WFR600のポート開放設定と無線LANの説明です。CG-WFR600の特徴ですが今までのコレガの商品とは異なり、海外メーカー製品の様に背面にWAN/LANポートの配列が採用されています(写真)。無線機の性能と致しましては5GHz/2.4GHzマルチバンドでIEEE802.11ac(Draft)無線LAN規格に対応します。ac対応子機が必要なのですが無線LAN接続速度は最大433Mbps通信させる事が出来るとの事。ただ肝心の有線WAN/LANの速度が最大100Mbps対応の100BASE-TXまでにしか対応していないので、実質インターネットの速度は無線LANを使っても100Mbpsをオーバすることは不可能です。
なので、対応出来るインターネットはBフレッツやフレッツ含む各種ADSL回線となります。その他フレッツ光ネクストや隼でも使えますが速度が100Mbps最大となります。100Mbps以上のインターネットをご契約の方は他ギガビット対応ブロードバンドルータ(1000BASE-T 無線LANルーター
)が望ましいです。
接続対応端末ですが、パソコンやMACPCはもちろん、PSVITAやWiiUそれに3DSやスマートフォンを自宅のインターネットにWi-Fi接続出来る様になります。電波の強度は5GHzなら遠くまで届きますが、802.11b/gで繋ぐ一般的な2.4GHz電波強度は通常製品と変わりは無いと思います。
その他の機能ですがUSBインターフェースを持たないので、SUBフラッシュメモリを使ったファイルサーバやプリンター共有機能はありません(Wi-Fiプリンタは共有出来ます。)。その他使い勝手に付きましてはAmazonCG-WGR1200 のユーザーレビューが参考になると思います。

設定画面を開く

設定画面を開くにはまず本機をマニュアルモードで動作させる必要があります。注意、マニュアルからオートへ切り替えるとルータが初期化されてしまいます(フレッツなどの場合PPPoE設定をし直す必要があります。)。なのでマニュアルモードへ切り替えたらオートモードへは戻さないようにしてください。
手順は、本体の後ろの電源ボタンで電源を切ります。電源が切れた状態で後ろにあるWPSボタンを押したまま、電源スイッチで電源を入れWPSボタンをそのまま10秒長押ししてから離してください。それから3分待ってください。そうすればこれでマニュアルモードとなります。本体の電源WPSの場所の図はこちら
マニュアルモード(念の為繋がるポートからLANケーブルを外してください。)であればhttp://192.168.1.1/のURLを開くと設定画面を開くことが出来ます。

動作モードがオートのまま且つhttp://192.168.1.1/の設定画面を開くことが出来ない場合は、まずパソコンのIPアドレスを確認下さい。Windows 7 IPアドレス確認又はPS3のIPアドレス確認を参考に、今のIPアドレス情報を確認します。表示されたIPアドレスの最後の数字を220に変更頂ければルータの設定画面を開くことが可能になります。例、確認頂いたIPアドレスが192.168.0.2であればhttp://192.168.0.220/。192.168.3.2であれば、http://192.168.3.220/のURLで開くことが可能になります。
ログイン画面が表示されたら、ユーザー名にrootと入力し、パスワードは空欄のままログインしていただくと設定画面を表示することが出来ます。

ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。無線LANの設定をする方はこちらから参照下さい。

ポート開放設定を追加する

ポート開放したい端末のIPアドレスを確認して下さいこちら。coregaのルータはIPアドレスが概ね静的IPアドレス割り当てとなるので固定頂く必要は無いです。
詳細設定メニューから、バーチャルサーバを開いて、必要な設定を入力して追加します。

設定例としまして80/TCP、NASやネットワークカメラそれにWEBサーバが使うポート番号で説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。確認した端末のIPアドレスが192.168.1.5だった場合で説明致します。

  • 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
  • サービスはユーザー定義を選択します。登録されているサーバサービス名ありますが混乱するのでユーザー定義で説明します。
  • ポート範囲はポート開放する番号です「80」-「80」
  • プロトコルはTCPを選びます。
  • 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。


登録を選ぶとバーチャルサーバ項目に以下のように追加されるので、念の為”有効”と表示されているかをご確認下さい。以上で作業完了です。尚、登録できるバーチャルサーバ設定数は最大10です。10超える設定が必要な場合はDMZで対応下さい。

その他のポート開放設定例

minecraftのサーバ設定例。

  • 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
  • サービスはユーザー定義を選択します。
  • ポート範囲は「25565」-「25565」
  • プロトコルはTCPを選びます。
  • 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。


MinecraftPE版サーバを開始する場合は以下の通りです。

  • 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
  • サービスはユーザー定義を選択します。
  • ポート範囲は「19132」-「19132」
  • プロトコルはUDPを選びます。
  • 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。


ご質問の多いUDPポートの設定です。緋想天10800番で説明します。

  • 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
  • サービスはユーザー定義を選択します。
  • ポート範囲は「10800」-「10800」
  • プロトコルはUDPを選びます。
  • 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。

その他の説明

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