防犯カメラやネットワークカメラが突然繋がらなくなった場合の復旧方法

防犯カメラやネットワークカメラがある日突然見られなくなった場合の基本的な復旧手順の説明です。

繋がらなくなった時はとにかくネットワーク環境の基本をすべて確認してそれでも尚繋がらないならポート番号や接続手段の変更等の対策をご案内させて頂きます。

メニュー

  1. ネットワーク環境の基本を再確認する
  2. ルーター&カメラ(DVR)再起動
  3. LAN側を調べる
  4. ポート開放確認する
  5. マルチセッション対策
  6. DDNS更新する
  7. 中国製品はDNS対策する
  8. 閲覧する端末にもGoogleパブリックDNS設定
  9. 外出先でスマホが防犯カメラに繋がらない

ネットワーク環境の基本を再確認する

復旧作業はWindowsパソコンが手元にあった方が望ましい。理由はpingコマンドを使ったりローカル接続を試みたりproxy接続を試みたりするのに便利です。

カメラ本体に最終的に不具合がある場合はパソコンからカメラやDVRのファームウェアアップデートする必要がある為。

注意事項、防犯カメラやネットワークカメラはマルチセッション機能は持たない(複数クライアントアクセス可能な防犯カメラも販売しているが、その点は説明書をご確認下さい。)。簡単に言うと一台の端末でしか外部アクセスできない場合が多いので例えばA社長が防犯カメラにアクセスしている場合はB社員は排他ロックされているので防犯カメラへアクセスできない

その他、防犯カメラとネットワークカメラは必ずグローバルIPアドレスインターネット契約である事が外部アクセスできる条件となる。楽天やGMOモバイルが提供するシェアードアドレスやプライベートIPアドレス契約のインターネットは外部アクセスは保証できない。

復旧手順1 ルーター&カメラ(DVR)再起動

簡単ではありますが、基本中の基本のネットワーク設定作業です。

ネットワークカメラとルーターを再起動させて下さい。

再起動は基本的に抜き差しですが、場合によっていは設定画面を開いて再起動しないとトラブルが改善しない場合があります。特にルーター(無線LAN含む)は設定画面から再起動しないと異常パケットやUPnP動作不良が治らない事もあります。

 

ルーター又は無線LANとネットワークカメラ本体又はDVRを再起動したら5分ほど待ってから(DDNS更新等の関係)カメラの映像にアクセスできるかお試しください。

インターネット側とLAN側でそれぞれカメラ映像を見ることができたら復旧完了です。原因に付きましては異常パケット、DDNS更新不具合、UPnP動作不良かルーター又はカメラ自体が壊れかけの可能性も考えられます。もし頻繁にカメラへのアクセストラブルがあるならルーター及びカメラの買い替え(消耗品です)をお勧め致します

復旧手順2 LAN側を調べる

補足、LAN側のルーターは必ずインターネットにつながっている事が前提条件です。

カメラを設置している宅内のLAN環境にパソコンを繋いで頂いて(繋ぐパソコンのIPアドレスは自動取得。例、Windows7のIPアドレス自動取得確認)、まずパソコンのIPアドレスを確認して一応お控え下さい。

IPアドレスを確認したらカメラと同じIPアドレス範囲のIPアドレスを取得しているかを確認下さい。
2016-1221cam001

カメラと同じIPアドレス範囲と言うのは、例えばDVRやネットワークカメラのLAN側IPアドレスが「192.168.1.10」であれば、復旧作業で繋いだパソコンのIPアドレスは「192.168.1.2から192.168.1.254」何れかのIPアドレスを取得していないと復旧作業を行うことが出来ない。

復旧作業を行うパソコンを繋いだらコマンドプロンプトを起動して「ping」コマンドを使いカメラが応答するかを調べます。

 

仮にDVR又はカメラのIPアドレスが「192.168.2.101」のIPアドレスでLAN内で運用しているとします。このLAN内に復旧確認用パソコンを繋いで「192.168.2.2から192.168.2.254」のIPアドレス範囲で有る事を確認し、コマンドプロンプトで次の様にpingコマンドを192.168.2.101へ送信しDVR又はカメラが動作してるのかを調べます。

DVR又はカメラに不具合がある場合は次の様にエラーとなります。

例「宛先ホストに到達できません。」

例(XPコマンドプロンプトの場合)「Request time out」

pingエラーになる場合は恐らくカメラのIPアドレス位置(パス)が変わってしまったか、DVR又はカメラそのものが不具合で動作していない可能性があるので「DVR又はカメラを初期化して最初から設定をやり直す」必要があります。

C:\Users>ping 192.168.2.101

192.168.2.101 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.2.117 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.2.117 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.2.117 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.2.117 からの応答: 宛先ホストに到達できません。

192.168.2.101 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、

 

WindowsXPでping失敗する場合

C:\Documents and Settings\XPMUser>ping 192.168.2.100

Pinging 192.168.2.100 with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for 192.168.2.100:
Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),

DVR又はカメラへ正しくアクセスできる状態にあるなら以下の様に4回応答時間を示すログが表示されます。

ping応答に成功しているならブラウザ又はユーティリティを使い映像が見られるのかをご確認下さい。ログインエラー等で見られない等の問題の方は論外です。ネットワークカメラやDVRの説明書を読み直して下さい。

 

C:\Users>ping 192.168.2.101

192.168.2.101 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.2.101 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.2.101 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.2.101 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.2.101 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64

192.168.2.101 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 0ms、最大 = 1ms、平均 = 0ms

DVR又はカメラへのping応答が問題なければ念の為応答速度も均一しているかも確認下さい。

但し応答していてもLAN内部であれば赤い枠で示す応答速度が1ms(無線LANで繋いでいるならややバラツキはある)前後で均一であるかも確認下さい。もし一回目が1ms二回目が5ms三回目が3ms四回目が5ms等バラツキがある場合は少し注意が必要です(故障の前兆)。
2016cam1222001

補足 PING応答問題ないが映像が見られない

pingには正しく応答するがLAN側から映像が見られない、例えばブラウザから見ようとしても「エラーページが見つかりません」と表示される場合はLANアダプターを整理して下さい。

ネットワーク接続画面を開いて不要なLANアダプターを右クリックの上無効化にして、有効な(アクティブな)LANアダプターを一つだけにして下さい。その上で映像が見られないかお試しください。

 

この様にLANアダプターやその他Virtualprivatenetwork等のアダプタが色々設定されていると、TCP/IPコントロールが上手く行かずエラーとなる事がある。
2016cam1222003

 

復旧手順3 ポート開放確認する

LAN側に問題が無ければDVRまたはカメラのポート開放ができている事を確認します。通常TCP/80がDVRやカメラのサーバーコントロールポート番号に用いられているのですが複数台設置している場合は80番以外で作動している場合もあるのでDVR又はカメラ側の設定を念の為確認下さい。

この様にポート開放されていると言う表示(赤い枠の文字)があれば外部アクセスは可能なはずです。青い枠に表示されている最新のグローバルIPアドレスを控えてインターネット外部アクセスが可能かをご確認下さい。
2016cam1222004
もしも失敗している様ならDVR又はカメラを繋いでいるルーターに正しくポート開放設定を追加頂く必要がある。

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今までUPnPで自動的にポート開放できていたのでUPnPでポート開放させてたい場合はメーカー相談お願い致します。

UPnPによる自動ポート開放も良いのですが信頼性に欠けるので防犯等で運用する方は手動でポート開放設定により防犯カメラ環境を構築される事をお勧め致します
2016cam1222005

復旧手順4 マルチセッション対策する

ポート開放は成功しているのにインターネットやスマートフォンのキャリア接続(スマートフォンのWi-Fi無効)では全く映像が見られない場合は恐らくマルチセッション接続環境の問題だと思われます。この場合ローカル側にゲートウェイを指定しておかないと双方向通信に失敗する恐れがある。

例えばこのような法人向けルーターの場合はマルチセッション設定(IPv4/IPv6両方接続もマルチセッション状態)がされている可能性が高いので、ポート開放する場合は必ず「ルーティング設定」を追加して下さい。

https://www.akakagemaru.info/port/og410x-portfw.html
2016cam1222006

復旧手順5 DDNS更新を行う

利用しているDDNSサービスへ割り当てられているグローバルIPアドレスとDVR側又はカメラ側が割当られているグローバルIPアドレスが一致するかを確認。

KGUARD防犯カメラのDDNS説明。

KGUARD防犯と監視カメラ用DDNS設定方法の説明
KGUARD製品を購入すると無料で利用できるDDNSサービスの登録方法とDVRへの設定手順の説明です。ただわざわざダイナミックドメインを利用しなくても監視カメラ設置先のグローバルIPアドレスでもパス名(絶対パスとして使うURL)として利用で

Q-seeの方は直接以下のDDNSサービスからご確認下さい。

Runtime Error

 

復旧手順6 中国製品はDNS対策する

国産のネットワークカメラ又は防犯カメラで提供しているDDNSサービスは信頼できるのだが、中国製品で提供されているDDNSは信頼性が異常に低い。

例えばDDNSサーバーが中国国内で提供されているものしか対応できていない、DDNSサーバーがクラックされリダイレクト設定され不正な事に用いられていて停止している等の問題が突然発生する恐れがある。

何れにしてもDNSサーバー不具合が中国製DVRとスマートフォンやパソコンで多発しているので、DNSサーバーアドレスにGoogleパブリックDNS(008.008.008.008)を一つ指定して下さい。

GoogleパブリックDNSは優先が「8.8.8.8」、代替が「8.8.4.4」なのですが、DVRは次の様に指定する必要がある「008.008.008.008」、「008.008.004.004」。

KGUARD製品は次の通り。
2016cam1222008

Q-see製品なら次の様にDNSサーバーアドレスを指定できます。補足Altimate DNS Serverは設定しなくても良い。
2016cam1222007

復旧手順7 閲覧する端末にもGoogleパブリックDNSを設定

近年提供されている端末の多くは中国製でDNSサーバー不具合が多発している。またWindwos10BINGバージョンもExplorerを使う以外はDNS不具合が出ているのでDNSをしっかり設定する必要がある為GoogleパブリックDNSを指定しないとDDNSアドレスを見つける事ができない場合もある。グローバルIPアドレスでアクセスするのも良いのですが通常動的グローバルIPアドレスなので(変化する事がある)DDNSアクセスの方が静的にアクセス可能。

補足、ドコモやauそれにソフトバンク等のキャリア通信(パケット通信)する場合はDNSアドレスを指定できない。スマートフォンはWi-Fiを使う時のみDNSアドレスを指定して下さい。

IPアドレスを固定する必要は無いがパソコンであれば次の手順を参考にDNSアドレスだけ固定して下さい。

https://www.akakagemaru.info/port/windows10-ipaddress.html
2016cam12220010

iPhone(静的は設定しないです、DHCPのまま操作してください。)

iPhone IPアドレス固定
iPhoneでワイファイ無線LAN接続時ローカル側(プライベートネットワーク/LAN)IPアドレスを固定する手順の説明 3G通信の場合は固定出来ません。また固定する必要も有りません。 IPアドレス固定手順 まずiPhone IPア...

DHCPメニューのままDNSをタップし「8.8.8.8」又は「8.8.8.8,8.8.4.4」と指定して下さい。
2016cam12220011

Android

Android(アンドロイド)IPアドレス固定
アンドロイドタブレットやスマートフォンでご家庭のブロードバンドルータWi-Fi無線インターネット接続を行なっている状態で例えばポート開放擦る必要がある場合に必要なIPアドレス固定手順の説明です。備考、IPアドレスを固定したら繋がらないか方は...

静的メニューをタップするとすでに数値が入っているのでIPアドレスとネットマスク及びゲートウェイはそのままで、DNSの項目だけタップして以下の様に修正してください。
2016cam12220012

外出先でスマホが防犯カメラに繋がらない

自宅や事務所のWi-Fiに繋ぐと防犯カメラに繋がるが、キャリア(4G・5G)だと外出先からまったく繋がらない場合はデータセーバーを無効にしてみてください。(iPhoneの方はこちらを御覧ください「https://support.apple.com/ja-jp/HT210596」)

キャリア側で防犯カメラに繋ぐ場合はデータ通信容量制限にご注意ください

設定からネットワークとインターネットを開く。

20200305-1

データセーバーメニューを開く

20200305-2

データセーバーを使用のボタンを左にスワイプして無効にできます。

20200305-3

データセーバーを無効にしても繋がらない場合

データセーバーを無効にしても改善しない場合は防犯カメラアプリの設定でプライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)が設定されている可能性があるまたはDDNSが設定されていない可能性が高いので

防犯カメラアプリの設定を確認して下さい

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