バッファロー WXR-5950AX12 / WXR-5700AX7S / WSR-5400AX6 / WSR-1800AX4 / WSR-1800AX4S Wi-Fi6ルーターの特徴とポート開放設定説明

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バッファロー Wi-Fi6製品 主な特徴と違い

バッファローが2019年6月を皮切りにWi-Fi6対応ルーター製品の怒涛のリリースを開始しました、またバッファロー独自のメッシュ技術を「EasyMesh」採用(将来的にファームウェア更新で対応予定)する製品も登場、それぞれの製品の主な特徴と違い及びポート開放設定を解説させて頂きます。

Wi-Fi6の型番はそれぞれ【WXR】と【WSR】から始まりWRX~AXシリーズ(WXR-6000AX12S / WXR-5950AX12 / WXR-5700AX7S)は10Gbps対応WANポートを一つ備える超高速高性能Wi-Fiルーターです。

WSR~AXシリーズ(WSR-5400AX6 / WSR-1800AX4&WSR-1800AX4S)は今まで通り1Gbps上限のインターネットに最適化されたIEEE802.11axをサポートする廉価シリーズです。

WRX~AXシリーズは外観デザインはほぼ同じだが最上位モデルはWXR-6000AX12S&WXR-5950AX12大きな違いとしてはLANポートに10Gbpsを一つ備える超高性能モデルの位置づけになる。

またWXR~AXシリーズにはWi-Fiルーター以外USB2.0(設定画面にて3.1へ切り替え可能)ポートを1つ実装するので、USBケーブルで繋いだプリンターやHDDを共有接続対応するし、無線中継機能としても動作可能なのでWXR~AXシリーズを複数購入しWi-Fi6環境の範囲を拡張する事が可能
ルーターモード、中継機モードの切り替えは本体の横のスイッチで簡単に切り替えられます。
WXR-5950AX12 本体

WXR-6000AX12S 発売日と主な特徴

WXR-6000AX12Sは2021年現在バッファローWi-Fi6ルーター最上位の製品です。WXR-5950AX12(消費電力最大37.1W)とデザインも性能も同じだが消費電力が最大34.0Wと抑えられているので一部のチップが恐らく最新のものが使われているものと思われます。

発売日は2021年3月でWXR~****AX***シリーズの大きな特徴である重厚で巨大なアンテナを4本実装しUSB2.0(3.2切替可能)1ポート実装。

EasyMeshはファームウェア更新で対応予定、詳細なスペックは一覧表を御覧ください。

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WXR-5950AX12 発売日と主な特徴

WXR-5950AX12 は20019年6月で思っているよりも古い製品だがWXR~****AX***シリーズの大きな特徴である重厚で巨大なアンテナを4本実装しUSB2.0(3.2切替可能)1ポート実装。

性能はWXR-6000AX12Sと変わらないが消費電力が若干高いので、熱対策には少し気をつけたほうが良いWi-Fiルーターと言える。

こちらの製品もシリーズ同様EasyMeshはファームウェア更新で対応予定とされています。

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WXR-5700AX7S 発売日と主な特徴

WXR-5700AX7Sは20020年夏発売、WXR~****AX***シリーズの大きな特徴である重厚で巨大なアンテナを4本実装しUSB2.0(3.2切替可能)1ポート実装。

上位グレードとは2.4GHz帯のWi-Fi速度が若干低速になる以外は性能面ではほぼ同じ。802.11axと言う新しいWi-Fi規格は2.4GHz帯も5GHz帯も電波強度はほとんど同じなので余り気にする事は無いと言えます。

ただEasyMeshはファームウェア更新で対応予定とされています。

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WSR-5400AX6 / AX6S 発売日と主な特徴

WSR-5400AX6の発売日は2020年夏で後継機種WSR-5400AX6Sは2021年6月になります、2つの製品の違いは消費電力や性能やデザインも同じなので後継機種のAX6Sはネット脅威ブロッカーベーシックと言うセキュリティ機能が付属した製品として差別化されています。

またこの製品以降「WSR-**AX*シリーズ共通」とWXR-**AX*シリーズの差別化の主な内容としてはインターネットは1Gbpsまでしか速度が出ずUSBポートはありません。

尚、両製品ともEasyMeshはファームウェア更新で対応予定とされています。
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WSR-3200AX4S 発売日と主な特徴

WSR-3200AX4Sは2020年秋発売され丸みを帯びた柔らかいデザインを採用しEasyMeshに対応するのが大きな特徴

電波強度やインターネット速度は標準的だが、電波が一部弱い場合や若干広い敷地にWi-Fiが必要な人にはEasyMesh対応製品を必要な台数を揃えてWi-Fiが隅々まで届く環境を簡単に構築できる。

バッファロー WSR-3200AX4S

WSR-1800AX4 / AX4S 発売日と主な特徴

WSR-1800AX4は2020年夏、WSR-1800AX4Sは2021年4月に発売された製品で、バッファローWi-Fi6対応製品では廉価版になります。

両製品ともだいぶ古いブロードバンドルーターじゃないのかと一瞬見間違うほど従来のバッファローデザインを踏襲するのだが、この2つの製品はEasyMeshに対応するので安物だけど侮れないWi-Fi6製品と個人的には一目置いています

尚、インターネット速度は早くなく従来の製品と同じ1Gbps最高速度になります。

補足、2021年4月発売された「WSR-1800AX4S」はネット脅威ブロッカー ベーシック無料ライセンスが1年付属(2年目から有料)するだけで2020年夏に発売された「WSR-1800AX4」と性能は変わらない。

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WSR-1500AX2S 発売日と主な特徴

WSR-1500AX2Sは2021年8月に発売された製品でWi-Fi6対応ルーター最安モデルです(2021年9月時点でどのメーカーよりも一番安い)。

速度的には一般的でEasyMeshにも将来的にファームウェア更新で対応予定。今現在メッシュWi-Fiを構築したい人には向かないけど少し電波の強い802.11axを導入(v6プラス等IPoE接続にも対応)したい人にはうってつけのブロードバンドルーターです。

WSR-1500AX2S

動作モード変更方法について

動作モードは本体横にあるスイッチで設定します(通常操作しません、中継機やブリッジモード切替時のみ操作)。
手順は3番のスイッチを「MANUAL」(手動)へ切り替え、2番のスイッチで動作モードを決定します。
・RouterはWi-Fiルーターモード
・APはブリッジモード(アクセスポイントモードとも言う)
・WBは無線LAN中継モード
スイッチを切り替えたら4番のリセットボタンを3秒以上長押ししてはなし、2分程待てば動作モードが切り替わります(4機種図デザインとは異なりますが、動作モード切り替えスイッチレイアウトは同じ)。
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WXR-6000AX12S / WXR-5950AX12 / WXR-5700AX7S / WSR-5400AX6 / WSR-3200AX4S / WSR-1800AX4 / WSR-1500AX2S スペック

WXR-6000AX12S WXR-5950AX12 WXR-5700AX7S WSR-5400AX6 / WSR-5400AX6S WSR-3200AX4S WSR-1800AX4 (WSR-1800AX4同じ性能) WSR-1500AX2S
有線WAN/LAN最大速度 10Gbps / 10Gbps (WXR-5700AX7SのみLAN側1Gbps) 1Gbps / 1Gbps
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax規格) 4803Mbps 2401Mbps 1201Mbps
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) 3466Mbps 1733Mbps 866Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ax) 1147Mbps 860Mbps 537Mbps 537Mbps カタログ記載なし
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n) 1000Mbps 450Mbps 300Mbps 800Mbps 300Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax
EasyMesh ファームウェア更新にて対応予定 対応 ファームウェア更新にて対応予定
簡単無線LAN設定 AOSS&WPSプッシュスタート対応
無線LAN電波の強さ 5GHz帯(802.11n/a/ac)はビームフォーミングZ対応 電波は3階未満まで届く 廉価版のため、電波は弱いと予想されます。
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド
アンテナ数 5GHz帯 / 2.4GHz帯 共通アンテナ 4本 無指向性 (5GHz:4 本 無指向性) 5GHz帯: 4本 2.4GHz帯: 3本 (5GHz/2.4GHz共通アンテナ:3本、5GHz:1本) 5GHz帯: 4本 2.4GHz帯: 2本 5GHz帯: 4本 2.4GHz帯: 4本 5GHz帯: 2本 2.4GHz帯: 2本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット OCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション、transixに対応&CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く)
。それ以外のフレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。
動作モード ブロードバンドルータ以外の使い方として、有線LAN-無線LAN変換コンバーターやWi-Fi中継機として使える
LAN以外のインターフェース USB 3.1(Gen 1)
※初期設定はUSB 2.0(Web設定画面よりUSB 3.1(Gen 1)に切り替え可能です。)
無し
搭載サーバー機能 DDNS(ダイナミックドメイン)
QoS 帯域制御機能 対応 送信のみ対応
消費電力 34.0W 37.1W 28.8W 14.6W 15.0W 11.0W 8.8W

設定に必要なアプリ

パソコンならブラウザで設定するのですが、スマートフォンとタブレットで設定される方は以下のアプリが必要ですので、3G/4Gに一旦繋いで頂いてStationRadarと言われるスマホリモコンを端末にセットアップしてください。使い方はとても簡単アプリを起動したら目的の操作メニューをタップするだけです。

設定画面を開く

スマホで設定画面を開く場合、このQRコードを使ってください。パソコンやPS4で設定画面を開く場合はアドレス欄に「http://192.168.11.1/」と入力すればログイン画面が表示されます。

スマホで設定画面を開く方はQRコードだとアクセスできないので「StationRadar」アプリをご利用下さい。
QRコード http://192.168.11.1/
ユーザー名「admin」、パスワード「password」
バッファロールータログイン画面
もしパスワードエラーになる場合は、本体に付属しているセットアップカードのパスワードを入力しなおしてください。
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ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。

ポート開放準備・IPアドレスを固定する

まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。基本的にIPカメラ関係も下記のパスで構いません。UPnPで自動的にポート開放できるはずなのですが、もしも外部アクセス出来ない場合は手動で80番の設定を追加下さい。

IPアドレス:192.168.11.70 (192.168.011.070)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1 (192.168.011.001)
優先DNS:192.168.11.1 (192.168.011.001)
代替DNS:8.8.8.8 (008.008.008.008)
カッコの値はDVRまたは任天堂スイッチ用です、DVRは必ず代替DNSを設定してください。
PS4と任天堂スイッチはDMZ適用してください。

ポート開放設定説明

ルーターのメインページの詳細設定を開いてください。
バッファローの詳細設定メニュー
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
バッファローのポート変換メニュー
この項目がポート変換項目です。注意事項としましては基本的にInternet側IPアドレスは変更しないのと、同じポート番号や重複ポート番号の設定は出来ないのでご注意ください。
WZR-S600DHP / WZR-S900Dのポート変換項目
設定例としてDVRやWEBサーバのTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加:camera
  2. Internet側IPアドレス:変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート:80
  5. LAN側IPアドレス:192.168.11.70
  6. 新規追加

以上で設定完了です。TCPポートを任意のポートに入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
WSR-1166DHPの80番ポート設定例
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。

  1. 新規追加、minecraft
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のTCPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に25565
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.70
  6. 新規追加

以上で作業完了です。
WSR-1166DHPのマインクラフトサーバー設定例
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。

  1. 新規追加、minecraftpe
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.70
  6. 新規追加

WSR-1166DHPの万クラフトPE設定例
以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。

PS4・任天堂スイッチはDMZを適用してください

DMZはポート制限を無くす設定です、とても簡単なので以下を参照し設定ください。
注意事項としては、DMZとポート変換設定は併用できません。DMZを適用する場合はポート変換設定を全て削除してください。
「詳細設定」を開いて「セキュリティー」メニューの中の「DMZ」を開きます。
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DMZのアドレス「192.168.11.70」と入力し設定ボタンをクリックまたはタップすれば設定完了です。
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説明は以上です。何か不明な点があればコメント欄にご連絡ください。

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