ドコモ光&OCN ルーター 01 ポート開放設定の説明

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ドコモから2017年2月発売されたリモートサポート(専門スタッフによるルーター遠隔操作し快適なインターネット環境サポートが可能)対応製品「ドコモ光&OCN ルーター 01」のポート開放設定説明。
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ドコモ光ルーター 01の特長としては何と言っても遠隔操作でルーター設定を可能としている点です。
例えば遠方にお住まいのご両親のインターネットを何時でも専門のスタッフがリモートコントロールによってメンテナンスを行ってくれる。
もしくは遠方に設置している防犯カメラの通信環境(防犯カメラハードは別)を専門のスタッフが保守してくれる利点がある。
ルーターリモートサポートを受けるには有料オプションに加入しなければならない。詳しくはドコモへご確認下さい。

光リモートサポート(月額500円)のご契約が必要です。また、「光リモートサポート」は2017年5月8日から「ネットトータルサポート」(月額500円)に移行する予定です。

ドコモ光ルーター 01 特長

製品はNECのAtermシリーズOEM製品(WF1200相当)なので信頼度は高い。無線LAN標準装備でWi-Fi環境と有線LANインターネット環境をこの一台で賄うことができる。
無線LAN性能につきましては、2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n/a/acに対応しWi-Fi最高速度はそれぞれ次の通り。
2.4GHz帯はIEEE802.11nモード接続時最大300Mbps。
5GHz帯はIEEE802.11acモード接続時最大866Mbps。
Wi-Fi設定は簡単プッシュスタートに対応する他、らくらく無線スタート&らくらくかざしてスタートが利用可能です。
無線LAN最大同時接続推奨台数は10台(トラフィックが細くなるので接続台数多くなると速度も遅くなる)。
有線LAN性能は1000BASE-Tまで対応するので最高速度は1000Mbps(全二重)、差し込みは(LANポート)は合計4つだがHUBを導入する事で有線LANポートを増やすことができる。
ルーターとして以外にも使えるので、もしも利用しなくなっても無線LAN中継器や無線LANコンバーターとしても利用できるので買って損しないお勧めの一台。
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ドコモ光ルーター 01 ルーターの設定画面開き方

以下のアドレスをInternetExplorer等のブラウザアドレス欄に以下の番号を入力されEnterキーを押します。
http://192.168.10.1 又はhttp://dhr.tool/
以下の様にログイン画面が表示されます。ゲーム端末で設定する方は下記を参考にゲーム端末用ブラウザから設定画面を開いて作業下さい。

ユーザー名 admin
パスワード **** と何か最初から入っている場合はそのままOKボタンをクリックしてログイン試行下さい。もしも空欄である場合は任意に設定したパスワード又はadminでログイン試行下さい。設定画面が開いて、無線関係の設定はこちらからWi-Fiつなぎかたを参照下さい。

注)ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。
注2)詳細モードに切り替えて設定変更を加えて頂くことが出来ます。

もしも、上記手順で設定画面が開かない場合、本体背面にあるAP/RT切り替えスイッチをRT(ルータモード)位置に切り替えてパソコンを再起動してお試しください。AP位置はアクセスポイントモードでルータ機能無効の動作モードです。
またモデムと繋ぐ場所追記です、図のWANポートという場所につないで頂くことでLAN環境を整える事が出来ます。

設定の準備

まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。

IPアドレス 192.168.10.210 (192.168.010.210)
サブネットマスク 255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1 (192.168.010.001)
優先DNS 192.168.10.1 (192.168.010.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
カッコの値はネットワークカメラなどのパソコン以外の端末や家電製品に入力する事がある値です。
8.8.8.8を指定する理由は一部の中国製品がDNS参照エラーとなるのでGoogle提供のパブリックDNSを設定する事で回避させる事ができる。

ポート開放の手順説明

OCN v6アルファやIPoE接続のユーザーは「https://www.akakagemaru.info/port/v6-portfw.html#9」を参考に利用可能ポートを確認しポート変換させてください。
以下は通常のPPPoE接続環境のポート開放説明です。
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詳細設定を開き、ポートマッピングと言うメニューを開いて下さい。

以下のNATエントリ追加の項目に必要な情報を入力します。入力項目の説明は以下の通りです。

  1. IPアドレスはポート開放したい端末又はIPカメラのIPアドレスを指定します。
  2. プロトコルはアプリケーション側指定のTCPまたはUDPを選択します
  3. ポート範囲はポート開放したい数値を1-65535までを指定することが出来ます。
  4. コメントは任意の英数字を入力
  5. 入力できたら設定

最後に左上の保存を選んで作業完了になります。備考、ポートマッピング一覧に80/TCP番はweb、443/TCPはhttps、21/TCPはftp等のニーモニック(機械語)に変換されて表示されます。

WEBサーバポート開放設定例

まず最初の設定はネットワークカメラやNASのポート開放などでよく使われるTCP80番をの設定を説明します。ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。
補足、わかりにくい場合はドコモのリモートサポートを受けると簡単に設定してもらえます。

  1. IPアドレス192.168.10.210
  2. プロトコル、TCP
  3. ポート範囲「80」-「80」(設定反映後ニーモニックWEBと書き換わります。)
  4. コメント任意
  5. 入力できたら設定


最後に必ず保存して下さい。

その他のポート開放設定例

minecraftのサーバ設定例。

  1. IPアドレス192.168.10.210
  2. プロトコル、TCP
  3. ポート範囲「25565」-「25565」
  4. コメント任意
  5. 入力できたら設定


ご質問の多いUDPポートの設定です。マインクラフトPE/19132番で説明します。

  1. IPアドレス192.168.10.210
  2. プロトコル、UDP
  3. ポート範囲「19132」-「19132」
  4. コメント任意
  5. 入力できたら設定

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
 
説明は以上です。

光ルーター01マニュアル類

コメント

  1. 赤とんぼ より:

    これに似たIPoE対応ルーター 01というルーターを使っています。
    https://www.aterm.jp/function/ntcm1/guide/portmapping.html
    P2Pを使いたいのですがポートマッピングで“宛先ポート番号_ポートマッピングの対象とするLAN側ホストのポート番号を入力します。”の欄に入力するポート番号がわかりません。
    もしよろしければ教えてください。

    • kagemaru より:

      ポート開放ご希望の説明ありがとうございます、v6プラスの場合IPv4が共用になるので割当ポートが制限されてしまいます。
      ここの設定画面で利用可能ポートを確認して
      https://www.aterm.jp/function/ntcm1/guide/image/portmapping_mape_4.gif
      利用可能ポート番号をそれぞれ設定すると良いと思います。
      例えば25565番が利用可能ポートに入っているなら、P2Pのポート番号を25565に設定頂いて
      優先度「1」
      LAN側ホスト「P2P接続するパソコンのIPアドレスを指定」
      プロトコル「TCP/UDP(両方を選ぶといいと思います)」
      変換対象ポート「25565」
      宛先ポート「25565」またはもしエラーになるなら「*」アスタリスクか空欄にしてみてください。
      25565を利用可能ポートに置き換えてもらえれば大丈夫です

  2. 赤とんぼ より:

    ご返信ありがとうございます。
    プロトコルはどちらかしか選べなかったのでTCPに設定しました。
    ホームゲートウェイも併用しているのでそれも“フレッツホームゲートウェイ PR-600 / RX-600 シリーズの特徴とポート開放設定の説明”を参考にして設定しました。
    無事にできたみたいで本当に助かりました、ありがとうございました。

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