RV-S340NE ポート開放の説明

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RV-S340NEメニュー

NTTのフレッツ光用らくらく無線スタート機能無線LAN内蔵(IEEE802.11a/b/g対応)RV-S340NEと言うルータのポート開放説明です。
このルータは静的IPマスカレード設定より個別のポートを開放する事が出来ます。またポート開放とは別なのですが、家庭用ゲーム機器でトラブルになる方はステートフル
パケット インスペクションの監視時間を延長対応すればポート開放作業必要なく通信トラブルを改善できると思います。
設定前にポートを開くパソコンのIPアドレスもしくはその他ネットワーク機器の場合はマックアドレスを確認しお控え頂いてから設定下さい。(特に任天堂Wiiの場合IPアドレスを確認する術がありません。マックアドレスを確認しあて先アドレスに指定設定ください。)

設定の準備

まずポート開放するパソコンのIPアドレスを固定してしまいます。(例:VISTA
IPアドレス:192.168.1.5
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1
DNS:192.168.1.1
固定出来ましたら、必ずパソコンを再起動させて下さい。

ルータの設定画面を開きます。

ルータへのログインはまず以下のアドレスをクリックするか、InternetExplorer等のブラウザアドレス欄に以下の番号を入力されEnterキーを押します。http://192.168.1.1 又はhttp://ntt.setup/
ログイン画面が表示されましたら(以下はInternetExplorer利用時のサンプル画面です)ユーザー名とパスワードを入力してルータの設定画面を表示します。
ユーザー名:user パスワード:接続設定時に任意で決めたもの(注:図サンプルの様に何か入力されている場合はそのままログイン下さいもしくは不明な場合はuserでお試し下さい。)

もしもページを表示できません等のエラーの場合、こちらのルータにログイン出来ないを参照下さい.。
パスワードエラーの場合、ルータを工場出荷時設定に戻す必要があるかもしれません。パスワードエラーは0120-116-116のNTTへ一度ご確認お願い致します。
設定画面が開きましたら詳細設定メニューをクリックし、その下に表示されるメニューにある静的IPマスカレードメニュークリックしてください。
図にある静的IPマスカレード設定エントリー一覧と言う画面が表示されます。こちらの方にポート開放設定を行います。

静的IP増すカレー度設定(注:設定前に必ず接続先に間違いないか念の為ご確認下さい。接続先とはこちらのサンプル図にあります様に、接続可にチェックとなっている接続先名)
まず上の方にある接続先(例:接続設定1)に間違いなければ編集をクリックして設定作業を行います。
注:必ず01番の若い順に編集をクリックして設定ください。いきなり10番等へ飛ばして設定すると正しく認識されない場合があります。

編集をクリックすると以下のNATエントリ編集画面が表示されるので、開放したいポート番号と開放するパソコンやネットワーク機器のIPアドレスを入力して設定を行います。
NATエントリ編集のメニュー説明
変換対象プロトコル:▼ボタンのプロダウンメニューからTCPやUDP等を選択する事が出来ます。
変換対象ポート:開放するポート番号を入力
宛先アドレス:開放するパソコンやネットワーク対応機器が取得しているIPアドレスを入力します。宛先アドレスはマックアドレスや物理アドレスを指定することも出来ます。
入力できましたら設定ボタンを選択してください。
設定サンプル
192.168.1.5のパソコン
ポート番号7544
プロトコルTCP
入力出来ましたら設定をクリックしてください。

広範囲に開きたい場合
例えば5000から10000番まで一括で開きたい場合、以下の様にハイフンを入れることで広範囲にポートを開く設定を作成できます。(入力例 5000-10000)
ポート全開の場合も同様に、0-65535 または1-65535 または* アスタリスク記号でanyとする事が出来ます。

個別に二個開く場合
例えば、20番と21番の二つを一括で設定したい場合も同様にハイフンで区切って設定する事ができます。

マックアドレスで設定する場合
注:あて先アドレスをマックアドレス指定の場合、ローカルIPアドレスの固定は必要ありません。
パソコンに限らず、ネットワーク対応ゲーム機やネットワークカメラのマックアドレスを指定してポート開放設定を行うことも出来ます。もちろんネットワークカメラのマックアドレスに対しても指定可能です
ネットワーク機器のマックアドレス確認

設定手順の例
確認頂いたマックアドレスや物理アドレスが
例:AA-BB-CC-DD-EE-FFであれば-(ハイフン)を:(コロン)に変更して設定します。

説明は以上です

最後にルータの保存作業ですが必ず作成頂いたエントリ番号にチェックを入れてから保存ボタンをクリックして設定を反映して作業完了です。

注:XPやVISTAご利用の場合ファイヤーウォール設定の変更も必要になるのでご確認願います。
注2:まだ無線通信を確立できないでいる場合WEPキーを確認して手動無線設定試行下さい

コメント

  1. ぷーさん3 より:

    RV-S340NEのIP静的マスカレード設定を行い、LANの中から自分のルータのWANアドレスとポート番号を指定して接続しようとすると、Port Closeになります。
    NTTの通信機器取り扱いセンターに問い合わせたところ、一般にNTTのルータでは、このようになるとのことです。
    なお、LANの外からは、接続できました。

    • kagemaru より:

      はい、同じグローバルIPアドレス以下にある端末から同じグローバルIPアドレスを用いて繋ぐのは駄目なんです。
      自分電話を使って自分の電話番号に電話するのと同じ理論です。よろしくお願い致します。

    • ぷーさん3 より:

      例えばホームベージにURLがあり、ブラウザでそれをクリックすると、そのホスト名からDNSに問い合わせてかえってくるアドレスは、グローバルアドレスですよね。
      これをLAN内からの場合と、LAN外の場合とで、意識しなければならないのでしょうか。
      そうか、LAN内からの場合は、ローカルアドレスを返すようにするDNSサーバの設定方法があれば、教えて下さい。

    • kagemaru より:

      それならHOTSファイルを編集で大丈夫です。

    • ぷーさん3 より:

      HOSTSを書き換えると、LANの外でもローカルアドレスになりません?
      ブラウザはノートパソコンにあるのですけど。

    • kagemaru より:

      パソコンは外出でも利用されるのですね。外出先ならローカルアドレスに切り替わってしまいます。
      ProxyかVPN使えば良いのでは無いでしょうか?

  2. ぷーさん3 より:

    クライアントでVPNにつないで、無事つながりました。
    ところで、ポート23には、VPNでなくても接続できますが、なぜですか?
    Kagemalさんの理屈では、自分2はつながらないのでは?

    • kagemaru より:

      2つのポート転送はルール上無理なのです。ただ例外もあってUPnP側でうまく転送処理してくれる事例もあります。
      理論的には80/TCPのWEBサーバーを宅内に2つ設置する事は出来ません。

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