無線LAN親機(ルーター)のファームウェアアップデート方法

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ブロードバンドルータや皆さんの言うWi-Fi無線親機は専用のプログラムで動いています。パソコンやスマホは基本的にオペレーションシステムOSと言うもので動いているのですがさらにそのベースであるICチップ関連の動作は各種BIOSと言うファームウェアで動いて初めてデバイスが稼働しOSが起動すると言う仕組みを持ちます。パソコン以外にもテレビもそうですし冷蔵庫もエアコンもカーナビも基本的にファームウェアを持ちそれによってコントロールされ動作していると言う事になります。 ただ、ブロードバンドルータはネットワーク機器と言う特性を持ちTCP/IPインターフェイスを持つので各種インターフェースを持つパソコンと同様に記録デバイス(昔はフロッピーディスクが主な記録デバイス)からこのファームウェアプログラムを更新したりバージョンダウンさせたりする事が出来ます。

ファームウェアで何が出来るの?

ファームウェアをアップデートする事により以下の事を改善又は接続トラブルを治す事が出来る場合もあります。

  • スマートフォンやタブレットのWi-Fiが繋がるようになる
  • UPnPが正しく働くようになりネットワークカメラやNASの外部アクセスが出来るようになる
  • ポート開放がうまく働かない問題を改善したりする事が出来るようになります。
  • フレッツで速度が出なかったりする問題を治す事が出来る場合もあります。

基本的に通信の安定化を目的としますので、今の所特にインターネット接続に問題は無いと言う方は行わなくても良いです。 注意点、ファームウェアアップデート全て問題が解決するのか?と言うとそうではありません。バグと言う言葉をご存知だと思うのですがプログラム(ファームウェア)は人がコードを書いて機械語にコンパイルして初めて動くようになるので、基本的にコードを書いた時点で何らかの間違いがあった場合(例えばインクリメントしないといけないところをデクリメントしていた、フォームに入力した値が間違った変数へ代入設定されている等)、ルータは正しく動かず例えば待機時間指定無しとしてもPPPoEを切ってしまう、エコモードで指定した時間にスリープに切り替わらない等の細かい不具合も併せ持ちます。 なのでファームウェアをアップデートして何らかの機能が使えなくなった場合などはバージョンダウン(旧バージョン公開のない場合は出来ない。)する手法などが用いられます。

ファームウェア書き換えの注意点

  1. まず、ファームウェア書き換え(アップデート又はバージョンダウン)作業時に書き換えに失敗するとルータが壊れます。なのでこの作業は必ず自己責任で行ってください。 2014年前後に発売されたWi-Fi無線LANブロードバンドルータはスマートフォンやタブレットやPS3/4それにWiiUでもアップデートには対応出来るのですが、古いルータやファームウェアダウングレードはパソコンからしか出来ないのでご了承願います。必要なパソコンはWindowsもしくはMacです。Linux(UbuntuやFedora)は出来ません。(補足YAMAHA製品は除く。) それから次の点を最大限注意して下さい。 ファームウェアアップデート中”絶対に電源が切れない”ようにしてください。アップデート中に電源を失うとルータは壊れて使えなくなってしまいます。理由はRAMが動かないので二度とプログラムが動くことが無いからです。
  2. ルータ側の電源もそうなのですが、パソコンを使ってアップデートする場合必ずファームウェアデータのバッファが途切れないようにしてください。つまりアップデート中パソコンの電源が切れたり、自動的に再起動したり、パソコン側の電源を失ったりしてしまう事が内容にお願い致します、もちろんパソコンフリーズも言語道断ですバッファが途切れてしまって更新失敗と言う結果となります。もし万が一ファームウェアバッファが途切れてしまった場合やり直しが出来ないので、この時点でルータは壊れて動かなくなります。
  3. 更新中インターネットには繋がりません。急ぎの用事等がある場合は更新しないようにしてください。お時間あるときに作業お願いいたします。

ファームウェアアップデート方法

まずアップデートするには製品別(型番)事のファームウェアをダウンロードして頂く必要があります。モデムとは又は無線LAN親機の型番調べ方を参考にアップデートしたい製品の製品名をお調べください。 補足、新しいファームウェアがリリースされていなかったり古いダウングレード用のファームウェアが公開されていない場合があります。理由はお使いのルータが古くサポート終了している事が原因となります。ルータへのアクセス方法やどのファイルがファームウェアファイルであるのか又は設定画面が開けない場合などは気軽にコメント欄へご質問ください。

IOデータ

IOデータ製品は基本的にDOS/V(PC-AT互換機、つまりWindowsを言う)しかサポートしないのでMACは申し訳ないですが使えません。 新しいファームウェアは以下のURLから所有する無線ブロードバンドルータの型番を調べて該当リンク先を開きます。

例えばWN-G300TVGRのサーポートライブラリページを開くとサポートソフトウェアと言うリンクがあります。これがファームウェアプログラムダウンロードリンクです。該当OS別に掲載されているのですがXPでもWindows8でも中身はバイナリファイルなのでどれをダウンロードしても同じですので何れかをクリックします。
IOデータのファームウェアダウンロードリンク
ダウンロード するバージョンは数字が多いほうが新しいファームウェアとなります。なるべく新しいものをダウンロードしてください。
ファームウェアのバージョン説明
自己解凍アーカイブファイルなのでダブルクリックして解凍します。解凍先はデスクトップとなるので、探す場所は”C:\Users\パソコンユーザー名\Desktop”と言うパス(場所)内を探して頂ければ解凍されたファームウェアが保存されたフォルダがあると思います。
IOデーターのファームウェアアーカイブファイル
次にIOデーター製品のルータ設定画面を開くのですが基本はhttp://192.168.0.1/のURLを開くと設定画面を表示できますが、アクセスポイントモード(ブリッジモードとも言う)で動作している場合は動作モードをルータモードに切り替えないと表示エラーとなります。詳しくはこちらのWN-AC1167GRポート開放説明を参考に設定画面を出せるように動作モードを切り替えて下さい。尚ファームウェアファイルの拡張子は”~.dlf”です。同梱のREADME.TXTファイルは修正内容の説明です。
IOデータファームウェアセット画面
ファイルをセットできたら「更新」ボタンをクリックします。更新作業が完了するとルータが自動的に再起動します。約5分程時間が必要となると思うのですが完了するまで待って頂ければインターネットが繋がるようになります。
IOデータルータファームウェア更新開始
 

イー・アクセスのフラッシュウェーブ

旧アッカ・ネットワークスで提供されている富士通製モデムです。基本的にイーアクセスに吸収されたので現状Y!mobile傘下となります。

FLASHWAVEもパソコン以外で更新出来ます。Y!mobile公式富士通ADSLモデムメンテナンスの説明をご覧ください。
フラッシュウェーブファームウェアメンテナンス
メンテナンス画面が表示されたら「更新を実行する」ボタンをクリック又はタップで更新出来ます。
富士通フラッシュウェーブ更新

NEC Aterm Warpstar更新

一言でAtermと言っても市販品のWarpstarシリーズとauのホームゲートウェイと旧イー・アクセス(今はY!mobile)Atermモデムの三種類存在しますが、Atermの殆どの製品はバージョンアップは自動で行えます。つまりスマートフォンでもPS3/4でも更新は出来ます。自動更新なので作業はルータ側で行うので書き換え失敗はまずないはずなのですが、停電等で電源消失の恐れは無いとは言えないのでコンセントがしっかり差し込まれている事を確認、後は雷雨の時間帯は避ける等を心がけて頂ければ大丈夫です。 手順、Aterm又はホームゲートウェイの設定画面を開きます。ホームゲートウェイの場合はhttp://192.168.0.1/のURLで開くのですがWarpstarの場合ブリッジモードで動作している場合があるのと、2013年以降発売の製品はhttp://192.168.10.1/のURLで設定画面を開く必要があったりと少々異なるので、幾つかの設定URL掲載させて頂きますのでそちらを参考に設定画面を開いてみてください。

「メンテナンス」メニューより「ファームウェア更新」を開きます。画面が異なる場合新しいルータだと思います。新しいルータ画像資料を用意しているので図の矢印にしたがって操作してください。
 
Atermのメンテナンスメニュー
スマートフォン等パソコン以外で設定する場合は「メニュー一覧」を開いてください。
Aterm設定メニュー一覧表示方法
メニュー一覧から「ファームウェア更新」メニューを開くことが出来ます。
Aterm設定メニュー一覧
開いた画面の「自動更新オンラインバージョンアップ」にチェックを入れて「更新」ボタンをクリック又はタップします。
Atermのファームウェアアップデート画面
最新バージョンに更新ボタンをクリックまたはタップします。
Atermファームウェアバージョン確認画面
補足、現在のバージョンの番号と最新バージョンの番号。図の例だと両方1.16ですがこの場合最新のファームウェアが適用されているので更新頂く必要はありません。現在のバージョンが例えば1.16よりも低い場合、1.01等でしたら最新バージョンを適用して頂くと大幅な通信の改善を見込めます。
 
Atermファームウェア更新開始
 
 
Atermファームウェアバージョン確認画面
Atermファームウェア書き換え確認画面
 
Atermファームウェア更新中
 
Atermファームウェア更新完了画面

NEC Aterm Warpstarバージョンダウン

過去Fファームウェアバージョンの公開があればバージョンダウン出来ます。

例えばWG600HPのソフトウェアダウンロードページを開くと過去のバージョンが2つ公開されています。もし以前は安定していたと言うことであれば過去のバージョンをダウンロードして更新する事が出来ます。
Aterm過去ファームウェアバージョン例
適用したいバージョンのダウンロードリンクをクリックして保存します。
ファイルのダウンロード及び保存
 
 
こちらを参考にファイルを解凍して「メンテナンス」から「ファームウェア更新」ページを開いて下さい。ダウンロードしたbinファイルを図の様に参照ボタンから選択して下さい。 バイナリファイル選択画面
ファイルを指定したら更新ボタンをクリックすると更新する事が出来ます。
bin選択して更新サンプル図

NTTルータの更新

NTT製品には幾つかの特徴があり、末尾NEやSEで設定手順が概ね統一されています。ファームウェアの更新に付きましても殆ど同じなのですが、西日本のCTUだけ自動アップデート対応で他は全て手動且つパソコンが必要になります。NTTモデムの型番をお調べの上イースト又はウェスト個別サイトより最新のバージョンのものをダウンロードしてこちらを参考に解凍してください。

NTT東日本の最新ファームウェアプログラムはダウンロードしやすいのですが、西日本の情報機器ナビゲーションはダウンロード出来るページがページ下の方に掲載があるので例えばRT-400NE Version 6.15 (2014/10/29)のダウンロード場所ですが図の場所からダウンロードする事が出来ます。
NTT西日本のファームウェアダウンロードリンク
更新方法は、ルータの設定画面を開く必要があるのですがPR-S300NEをご覧ください。モデムの型番末尾「***-SE」系列もメニューは異なるのですが同じ手順で操作出来ます。SE系メニューサンプル図 操作手順は図をご覧下さい。 NTTルータのファームウェア更新メニュー
更新準備
更新ファイル選択
更新開始
ntt006
ntt007
 
フレッツ光プレミアムのCTUの場合。更新自体は自動なのですが手動で再起動させないといけませんので次の手順でCTU本体自動更新完了画面が表示されていたら再起動させて下さい。尚、この製品はバージョンダウン出来ません。
 
CTU本体のランプを確認します。更新ランプが”点滅”していたら再起動させる必要があります。
CTUファームウェ更新通知
 
CTUの設定画面を開く手順を参考にパソコン又はスマホで操作下さい。設定画面が開いたら「再起動」ボタンをクリックまたはタップで作業完了です。VoIP電話がある場合は再起動完了後、VoIPアダプタの電源を抜いて2分待って電源を入れなおしてこちらも再起動させて下さい。
CTUの再起動画面
 

AirMac

iPhoneスマートフォンやタブレットでもパソコンでも更新できます。AirMac Express 初期設定を参考にユーティリティーをダウンロードしてセットアップしてください。
まずiPhoneでアップデートする場合は次の手順で操作します。
スマホエアマックユーティリティ
 
アクティブなAirmacをタップします。
アクティブなairmac
 
「バージョン」と書かれている項目がファームウェアメニューです。こちらをタップします。
 
スマホ版airmac設定画面
 
バージョン情報で”最新”と表示されていれば特に更新の必要はありません。しかし通信やWi-Fiが不安定な場合は以前のバージョンを適用すると治る事もあります。
 
airmac現在のバージョン
 
上のメニューで以前のバージョンをタップするとバージョンダウンする事が出来ます。
 
airmac以前のバージョン
 
以前のバージョンをタップして「ダウンロードとインストール」をタップすれば更新又はバージョンダウンする事が出来ます。
 
スマホ版airmacファームウェア更新画面
 
パソコン版ユーティリティの場合は次の通りです。「手動設定」を開きます。
パソコン版airmacユーティリティ
「ベースステーション」メニューから「ファームウェアアップロード」を開きます。
airmacファームウェア更新画面
 
最新のバージョン番号が記載されています。それと最新のバージョンが同じなら更新する必要はありません。
 
ファームウェア更新画面
 
バージョンダウンする場合は、アップロードバージョンのプルダウンメニューを開くと古いファームウェアを適用してバージョンダウンさせる事が出来ます。
 
airmacバージョンダウン

ASUS

公式に説明が記載あるのですが一応簡単に手順を説明します。まずZIPファイルで圧縮されているのでファイルを解凍するのにパソコンが必要です。ダウンロードしたZIPファイルを解凍出来たらルータ(RT-AC87Uを参照)の設定画面を開きます。
「管理者」を開いて「ファームウェア更新」メニューを開きます。開いたページの「ファイル選択」ボタンをクリック。
ASUSルータのファームウェア更新画面
 
解凍したZIPファイルのフォルダを開いて、FW何々.trxと言う拡張子のものを選択して開くボタンをクリック。
ASUSファームウェアプログラム選択画面
次に「アップロード」を選択したら更新開始となりますので完了するまで待ちます。
 
ASUSルータファームウェアアップデート開始
 

コレガ

該当の型番のファームウェアをダウンロードしてください。Windows用(自己解凍ファイルEXE)とMAC用(ZIPアーカイブファイル)がありますのでアップデートに使うパソコンのOS別でダウンロードしてください。ダウンロードしたら解凍して下さい。自己解凍した場合coregaフォルダに解凍されます。場所は(パス名)”c:\corega\ファイル名”です。
コレガルータのファームウェアダウンロードリンク
次にコレガルータの設定画面を開きます。
コレガルータファームウェアアップデートページ
更新するファームウェアファイルの選択が出来たら「更新」ボタンをクリックします。
更新
 
更新完了までの時間が表示されます。概ね5分程時間がかかりますので完了するまで待ちます。
coregaルータアップデート中の画面

バッファロー

バッファロー製品も概ねスマートフォンや他ゲーム機等でもアップデート可能です。ただルータの設定画面を開くのに少しコツが必要だと思いますので(バッファローのルータの設定画面を開くには基本的にhttp://192.168.11.1/のURLをブラウザで開いて、ユーザー名”root”でパスワード空欄でログインすれば開きます。)ポート開放説明内に設定画面を開くコツを説明していますのでサンプル製品のページを参考に作業してみてください。一般的ん製品はWSR-600DHPを参照下さい。高機能モデルは少し複雑ですWZR-1750DHP 動作モードルータ/ブリッジ切り替え説明を参考にルータモードで動作させて下さい。
設定画面が開いたら、一般的な価格の安いルータは以下の手順で更新できます。上メニューの「管理設定」を開いて二段目のメニューボタン「ファーム更新」を開きます。”自動更新(オンラインバージョンアップ)”にチェックを入れて「更新実行」ボタンをクリック又はタップして下さい。
バッファロー価格の安いルータのファームウェア更新方法
2013年以降販売の製品で高価なモデルの場合は以下の操作となります。「詳細設定」を開きます。
バッファロー高価なモデルの画面詳細設定
左側にメニューがあります。操作方法は古いルータの画面のものと同じです。
バッファロー高価な製品のファームウェアアップデート画面
ファームウェア一覧検索中の画面に切り替わります。
 
バッファローファームウェア検索中
適用したいファームウェアバージョン一覧が表示されます。ここでバージョンアップもバージョンダウンも適用させる事が出来ます。適用させたいバージョン番号にチェックを入れて「更新実行」ボタンをタップ又はクリック。
 
バッファロー自動ファームウェア検索
 
更新中の画面です。バーカウンターが100%となるまで待ちます。その後ルータ本体のランプ類が正常に切り替わったら更新完了となります。この画面に切り替わるまで時間がかかりますので完了まで概ね5分は待って頂く必要があります。
 
バッファローファームウェア更新中の画面
 
2005年以前のモデルの場合自動更新出来ない可能性があります。その場合は型番をお調べの上該当のページよりファームウェアプログラムをダウンロードして更新してください。

 

プラネックス

プラネックス製品は必ずInternetExplorerで作業して下さい。他のブラウザだと設定が正しく反映しない事が多く見られます。該当型番のドライバーソフトダウンロードページよりファームウェアを入手する事が出来ます。

ルータの設定画面を開くには特殊な作業が必要になるので2013年以降の製品の方はMZK-1200DHPを参照し設定画面を開いて下さい。古い製品の方は2005年以前の製品の方はMZK-04Gを参照。ちびファイ関係はMZK-RP150Nを参照、その他2006年以降から2011年までの製品を所有の方はMZK-MF300N2を参照して設定画面を開いて下さい。アクセス手順がそれぞれの年代によって異なるのでどうしても設定画面を開くことが出来ない場合は型番をお調べの上コメント欄にご質問下さい。もしくは以下の様に切り替えスイッチに「Router」と言う文字があれば「Router」位置にスイッチを切り替えて頂ければ、http://192.168.1.1/又はhttp://192.168.111.1/のURLでアクセスできると思いますのでお試し下さい。ユーザー名は”admin”、パスワードは”pasword”でログイン出来ます。
プラネックス動作モード切り替えスイッチの例
まずスマートフォン対応スタイルシート搭載のモデル以下の様な設定画面になるのですが基本的にファームウェアは自動更新される仕組みになります。また過去ファームウェアを持っていないとバージョンダウンは出来ません。 プラネックススマホ対応メニュールータ
自動更新させたくなく手動で更新を望む場合(安定動作をこのままさせたい)ファームウェアの自動更新のチェックを外す事で可能です。
プラネックスファームウェア自動更新無効化
手動で更新するには、右上の「ステータス詳細」を開いて「詳細モード」へ切り替えて下さい。
プラネックス詳細設定メニュー切り替え
 
詳細モード設定の「管理」メニューを開いて「ファームウェア更新」メニューより手動で更新可能となります。但しWindowsパソコンが必要です。スマートフォンや家庭用ゲームで更新は出来なくなります。
 
プラネックスファームウェア手動更新画面
古い製品はパソコンが必要です。手順は上のメニュー「管理」から左メニューの「ファームウェア更新」を開くとアップデートさせる事が出来ます。 注意事項、古いプラネックス製品のファームウェアを書き換えると一部初期化される恐れがあります。なのでインターネットに繋がらなくなる恐れがあるので余程の不具合がない限り更新はしないでください。また更新する場合は自己責任でお願いいたします。またプラネックス側ではこの辺の設定サポートは行っていないのでメーカーへ問い合わせてもヘルプを受ける事が出来ないです。
 
プラネックス古いルータのファームウェア更新メニュー
「ファイル選択」ボタンからダウンロードした「~.bin」を選択して開きます。付属の~.txtと~.pdfファイルは説明書と修正内容の説明です。
プラネックスファームウェアプログラム選択画面
 
 
ファイルを適用させたら「更新」ボタンでアップデート開始となります。
プラネックスファームウェア更新開始ボタン
更新中の画面です。完了するまで200秒前後必要です完了するまで待ちます。
プラネックスファームウェア更新中の画面

ロジテックとエレコム

メーカー別ダウンロード検索ページよりご利用のルータの型番を入力して検索してください。

検索システムで表示されたご利用の無線ルータの型番をクリックするとユーティリティーダウンロードページに切り替わります。
 
ロジテックエレコムの製品検索使い方
 
製品別ユーティリティーダウンロードページの下に「ファームウェア」リンクがあるので開きます。
ロジテックユーティリティーダウンロードページ
 
開いたページの下の方にファームウェアがあるのですが、拡張子EXEとZIPアーカイブの二種類存在する場合があります。どちらでも良いのですがMACOSの方はzipアーカイブファイルをダウンロードして解凍した中にある「~.bin」ファイルで更新してください。Windowsの方はどちらでも良いです。ZIPファイル解凍方法はこちらを参照。EXEファイルは自己解凍なのでダウンロードしたらダブルクリックで解凍してください。 ロジテックのファームウェアダウンロードページ
ロジテック又はエレコムルータの設定画面を開きます。WRC-1167GHBK / WRC-1750GHBKを参照。こちらの製品は大丈夫だと思うのですがもしも設定画面が開かない場合は背面にある切り替えスイッチをRT側に切り替えて頂ければ設定画面を開くことが出来ると思います。もし切り替えたら2分待ってパソコンを再起動です。
ロジテックとエレコムルータ動作モード切り替えスイッチ
設定画面が開いたら、ロジテックの方はこちらLAN-WH300(W300N)のファームウェアアップデート手順(どのモデルも同じ手順です)を参考に設定作業を行って下さい。 エレコムの方も殆ど同じなのですが少しメニュー配置が異なるので次をご確認下さい。 「システム設定」メニューを開き、「ファームウェア手動アップデート」メニューを開いて「参照」ボタンをクリックします。
エレコムファームウェア更新メニュー
ダウンロードして解凍したフォルダの中にある「~.bin」ファイルを選択して開く。
エレコムbinファイル選択画面
ファイルを選んだら「適用」ボタンをクリック。
エレコムルータファームウェアアップデート開始
作業を続けるかの確認画面です。OKを選んで下さい。
アップデート確認画面
 
アップデート中の画面です。アップデートが完了しましたと表示されれば成功です。
エレコムファームウェアアップデート中の状態
 

ファームウェアプログラムファイルとは?

ファームウェアプログラムは基本的にZIPファイル(圧縮ファイル又はアーカイブ・ファイルと言う)として公開されいます。型番別のファームウェアZIPファイルをダウンロードして右クリックして解凍してください。アップルのMACPCの方はOS X Lion: ファイルやフォルダを圧縮する/圧縮解除するを参照下さい。 アーカイブアイコンを右クリックして「全て展開」をクリックして解凍します。
ファームウェアファイル解凍方法
解凍開始画面
WinRARをお使いの方は以下のアーカイブアイコンを右クリックして「Extra File」をクリックします。
ファームウェアファイル解凍方法説明2つ目
 
 
解凍したら同じドキュメントやダウンロードフォルダの中に解答したアーカイブファイル名のフォルダが作成されます。その中に「~.bin」ファイル(バイナリファイルとも言う)と言うものがあります。これがファームウェア本体ですので各種ブロードバンドルータのファームウェア更新や書き換えに「~.bin」ファイルを選択して更新する事が出来ます。 補足、2000年前後ブロードバンドインターネットが普及した時のルータメーカーをお使いの場合、拡張子binファイルとは限らない。メーカー独自の拡張子が割り当てされている事もあります。例、富士通FLASHWAVE 2040 V1
 
ファームウェアプログラム本体
更新したいブロードバンドルータのファームウェア更新画面から「参照」ボタンより解凍したbinファイルを選択して開くをクリックします。
バイナリファイル選択画面
binファイルを使って更新作業設定サンプル図。これで書き換えが出来ると言うことになります。
bin選択して更新サンプル図
説明は以上です。

ファームウェア書き換えよくある質問

質問、間違えたbinファイルを適用してしまった場合ルータは壊れますか?
答え、いいえ間違えた他のルータのbinファイルまたは他のexeファイルやzipファイルを選んで更新させてもルータ側で拒否するので更新出来ないと言うエラーとなるので間違えたファイルを更新に使ってもルータは壊れません。
 
質問2、更新したらWi-Fi設定やPPPoE設定は消えませんか?初期化されませんか?
答え、いえ基本的に今まで設定した内容はファームウェアを更新しても消えません。そのまま引き継がれますのでご安心下さい。但し、プラネックス製品は初期化される恐れがありますので自己責任でお願いいたします。
 
質問3、ファームウェアにウイルスは入ってないですか?
答え、自己解凍アーカイブファイルだと昔にあったバッファローサイトの改ざん問題もあるので、アーカイブファイルは検査してから自己解凍を実行した方が望ましい場合もあります。ウイルス検査はVirusTotalで手軽にオンライン検査出来ます。
 
質問4、更新に失敗してしまった様ですどうすれば良いですか?
答え、どうする事も出来ません。レンタル品なら交換をお申し出下さい。無償で交換してくれると思います。買取品の場合、修理に出すよりも買い替えが適当です。
 
質問5、スマートフォンやタブレットのWi-Fiが繋がらないので更新した方が良いと言われたのですが自宅にパソコンがありません。そうすれば良いですか?
答え、パソコンを借りてきて下さい。又は購入で対応してください。ネットワーク構築や通信トラブルの修復にはWindowsパソコンは必須アイテムです。

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